賑やかだった下じょ会

  19日(日)の高田馬場下じょ会はお陰様で盛況でした。予定していたお二人が

  来られなくなったのは残念。常連のお二人も次回以降お待ちしています。

    サプライズは会の加藤さんの初参加!サロン猛者と対戦、頑張っていました。

  ちなみに来月は4月16日(日)12時30分~よろしくお願いします。

  ◆どれも見応えある内容でした。これからゆっくり吟味し作成していきます。

  指導碁全5局の一場面を画像で。開始順に載せ軽くコメントします。

S氏五子局:文句無しの立ち上がり

長南氏二子局:右上中の黒ハネで打掛け・形勢不明

K氏三子局:黒圧している立ち上がり

加藤氏三子局:右上的確なら黒が断然良くなりそう

S氏三子局:大模様対抗からの競り合い

 

    浦安碁会・笹田氏勝利局

  12日の浦安碁会・笹田氏二子局。久しぶりに負かされました。先ず画像を。    

黒いきなりエンジン全開(白番)

         怪我されて碁の調子も今一つと伺いました。体調は

         囲碁脳にも影響あるでしょう。リハビリ順調と聞き

         安堵していますがこれから大事な中盤。最善手で

         進まれますように。さて盤面。左上はどのような

         手順で出来たのか。お見せします。

下地流作戦

        左上白9目外しに令和碁界は黒10三々カカリが定番。

        対し白11ハサミは二子・三子で結構使用しています。

        黒12ではいろいろあるが実戦は素直。白13に黒14と

        割って自然進行。白15コスミ打ち想定していた図は・・・

予定図(白良いわけではない)

        形の黒1マゲでした。白2対応に黒3と一歩一歩が普通。

        ただ白4と迫り次の出方はどうされますかと伺う。左右

        隅に▲が控えているので外進出されて白良いとは言えないが

        私の予定していた図でした。笹田さん考慮されて・・・

工夫ツケヒキからのツメ

         黒1ツケ。おっ。と感じ白2ハネだが黒3ヒキ。この

        ツケヒキに気迫を感じました。左側白を攻めるとの宣言。

        ×を牽制し白4ノビ切りは気合。黒5に調子で白6ヒラキ。

        続く黒7ツメ!盤に下した音は静かですが考慮はここまで

        想定されていたとのこと。なかなかです。対し私もピン!と

        直感浮かび即打った手が白8。イとロを見合いにという発想。

         でもこの手は薄く悪かった。正しかった打ち方は・・・

一歩一歩が順当・互角進行

        局後の検討で出た図。白1、3一歩一歩が普通で順当

        でした。黒4まで笹田さんの予定ですが互角の進行です。

        実戦は白の隙を突く厳しい分断敢行です。

パンチ炸裂

        黒1カドから黒3、5の出切り。白悪手咎め最強最善。

        この手段は当然ですが予想してなく△やり過ぎ納得。

        切り替えて白6で治まり目指しました。ここで黒は 

タケフ明るく断然黒良し

        隅ツケは無視し黒1タケフが良かった。白2手入れに黒3と

       構えて断然黒良し。しかし序盤からの闘魂心が妥協せずの・・・

やり過ぎに見える黒の最強手段

       黒1~5。驚き!白がお辞儀したのにやり過ぎではいかと。

       ただヨンでみると白の打つ手は簡単ではない。考慮し・・・

白ワリコミに黒対応は?

         白1ワリコミが最善との結論。ただし変化多く難しい

       ここで実戦は黒イ、白ロの進行。これは黒の妥協でした。

これは黒少し良しのワカレ

        黒2と応じた方が良かったと思います。白3と直ぐに

        シボリするのは白7で上の黒二子取れるが瞬間黒8が悔しい。

        黒12までこのワカレは少し黒良しだと思います。白3では

現時点の結論・互角と判定

       単に白3の予定でした。すると黒10までとなるでしょう。

         双方手厚いワカレですが左辺白イがロの目取り見て先手

       白×スベリ裾空き具合が嬉しい。右上白11に回り少し白良し。

その後の進行

       前図をヨンでの撤退かわからないが黒1と妥協し白2に

       黒3で一段落。このワカレは白が良しと思いました。

       でも積極的に打っての損は後半への『勇気・栄養」となる。

       最後まで頑張り見事と勝利となりました。

       ◎来月は連敗しないよう気合入れますのでよろしくお願いします。

 

   研究会指導碁・今井七段一場面

  今井七段登場。今回序盤の右下折衝を徹底的に検証します。先ず画像を。

苦しい展開・その一因は

立ち上り・ツケ×ツケの後続手段は

          白3ハサミに黒2を動かず黒4と打つ手法は有力。ただ

       白7ケイマにどうサバクかが焦点。動かないのもあるが

       黒8ツケは積極的、白9ハネに黒10ツケ。昭和後半に

       プロ対局でも見かけました。実戦はここで難しい手を

       打たれたが・・・検討時に伺うと本来予定していたのは

サバキなら切り違い

        黒1切り違い。良き手段です。変化多いが相手の出方で

        サバキ求める。手厚い道を白が選びたいときは・・・

白カカエは外破れ感じ悪い

        白1は黒2切りが飛ぶ。白4抜きに黒5と突き出されます。

        白駄目ではなく隅の実利得ること可能だが私は嫌ですね。

確かこれが定石

        黒1切り違いに白2ヒキが手厚い対応と記憶しています。

        黒3~白12まで手合いでも経験ありますが遠い記憶・・・

        令和では見かけないですが実利vs外勢の奇麗なワカレ。

        続いて黒13の白模様拡大阻止が好点。左下も黒▲ケイマが

        白厚みを牽制し感じ良し。黒×捨て石サバキ成功の図。

        ◆今井さん本当はこの図を目指す予定だったのです。 

実戦は外切り違い・検証

         実戦は黒1外切り違い。うっかりだったと思います。おっ

        しめたと白4アテ、黒5逃げ、白6と進行。必然に見えた

        この進行ですが黒5逃げで有力案発見。検証します。

アテた瞬間のハサミツケ

        ブログ作成時に気づいた手段を紹介します。白2とアテた

        瞬間、黒3ツケあったか。ただしあまりに奇抜過ぎるので

        検証が必要。白イのポン抜きなら黒ロ切りで黒やれそう。

        ◆黒3を普通に分断するとどうなるか。検討してみます。 

シボれば黒打てそう

        白1は黒2切りから黒4サガリ。白5と出ると黒6、

        黒8のシボリが決まります。以下想定し戦いになるが

        黒打てそう。白5で白上に出る白8の変化を検証します。  

一つのワカレ・少し白良しだが黒簡明

        白1と上に出てもシボリ黒2、4が打てます。白5ツギに

        流れは黒6切り、白7切り。黒8、白9と共にカカエとなるで

        しょう。勢いの結果で優劣判断が難しいが少し白良しと判定。

        ただ黒11と詰めて右の白一子は弱く三子局なら簡明です。

        以上、切り違いに白アテたときに黒ハサミツケは良き手段

        だったが検証結果となりました。なお白アテた手では・・・ 

黒キリ違いには白サガリが最善

         白1サガリが最善だった思います。黒2くらいなので

         白3ノビ。こうなるとキリ違いして重くなっている印象。

         やはりサバくならば隅のほうの切り違いが勝りますね。

         ◎今回は私の趣味というか追及心で実戦進行を載せるスペース

         なくなりすみません。ただ役立つ内容だったと思うので二子・

         三子指導碁の方は参考にされて下さい。では25日の研究会で。

       

    浦安碁会・山崎五段中盤

     山崎五段四子局。厳しい手が増えてきたが棋風は手厚さ。それを

     中盤からの戦いに活かせるかが今後の課題で本局のポイント。画像を。    

白模様への挑戦・打ち込みか消しか

       考慮場面。右の白模様へどう挑むか。ヨミよりも構想力が大事。

ここまでの着手への評価

        序盤は省き中盤から解説しますが先ずこれまでの 着手で

        気になる手を軽く評価し今後の打ち方の参考にしたい。

           評価低き手は左下黒×。下辺スベリと変わりこの交換は損。

                          右下黒イ、ロのハネツギは安心と攻めに繋がるので可。黒ハと

                        二はどちらか一つで大丈夫。二つはやや重複とみます。

       左上黒A受けは白が動きにくい効果あり良し。右上黒●サガリ

       隅の守りと侵略見て相当評価高く感じます。

       さて黒番でどう打つのが良いか私の案を先に紹介します。

ドカンが第一候補

       【下地案】先ず黒1とノゾキます。今なら白2。そこで黒3

        ドカン打ち込み。白4遮断は当然だが黒5と堂々胸を張る。

        白6ボウシは待ってましたと黒7。これは『旗を立てる』

        表現される手で厚さ強さ主張手。決して弱いとは見ません。

             黒弱点探さない。【回りの白薄みあり》と白石のみ凝視が大事。

 

斜に睨み囲わせて削減策


  
     
白模様を斜に睨む左上白へモタレも面白そう。白2と力を

       利用し黒3と進出。白4、6には大人しく受け右上黒地確定。

       白8と囲ってきたら待ってましたと黒9トビ込みです。白△の

       誘いに乗らず消しに行かない冷静な作戦ですね。

炙り出し攻めで自然進出策

       左下黒二線オサエの顔を立てたい気持ち湧きました。そこで

       黒1、3面白そう。白に「生きますか。」伺う。白イやロの

       手入れは屈辱と白4、6と進出してくれたらシメシメです。

       黒7、9と攻めていく。自然に右白模様は萎むでしょう。

       ◆このような展開になるとあまかった黒a・b・cが活躍と

       なります。なお外に出ず生き目指すなら白イが正しい。

       

黒番・最強手はどの手?

     山崎さんは消しに向かわれました。なかなか良い着点でしたが

     白強気のボウシから攻めてこの場面に。黒番で最強態度手はどこですか。

意外な強気手・ナラビ連絡

        黒1が最強最適。黒イとガッチリ繋がり白a逃げは怖くない

        主張しています。前の▲味方の頼もしき援軍があるから打てる。 

断然攻勢

         白2は黒3。白4には黒5が手堅く、白6には黒7。

        もうシノグ気分ではなく白を攻める意志表示ですね。 

実戦:一番伝えたい場面

        実戦黒1も悪くないが白2~6と無理やり分断しました。

          ここです。強き五段、そして六段目指すならば・・・断! 

切る!やり過ぎと思わずに

       局後に伝えた図。今振り返ると自分より各段力強き相手に対し

       怖く難しいかもしれないが・・・切ることで相手に弱点が生じ

       ます。それが黒のシノギ道増やす。分断が安全とも言えるのです。

       ◎お疲れ様でした。上手を倒すために今後も下地流を伝えたい。

       ただ劇薬的なので使用法誤ると失敗もありますが実践続ければ必ず

       栄養になります。25日の研究会お待ちしています。

 

     

      K氏三子局一場面

         K氏三子局。久しぶりでした。

         序盤と後半の手所に触れます。では開始。

 指摘する手は2つ。右下黒4と左下黒26

       白三々に黒2カタは良き手段。しかし白3這いに黒4は悪手。

       白4が『二目の頭』で黒悪い姿。次の黒6補強は良い手です。

       白9に対し黒10~14ハネツギ早治まりは好判断で流石。

        三子局はなるべく白の勢力圏で弱石を作らないこと大事

       

       左下ツケ二段定石ですが黒22は地よりも手厚さを優先した手。

       なので白23守りに強いとみて上辺黒24三連星は良し。ただし

       白25迫りに黒26は・・・何たる弱気か。(2つ後の図参照)

       左上が黒40までが完璧応接なので指導している私が悔しいぐらい。

       ◆黒26と<(_ _)>するなら先に黒Aと補強する方が勝りました。

カタは這いにノビかトビが基本

       黒1ノビは前に打たれたので知っていると思うが念のために

       紹介します。白2スベリに黒3オサエ込みがお勧め。白4なら

       黒5(低いのもある)とヒラキ一段落。以下は模範想定例。 

立派な根拠取得

        立ち上がり早々右下黒×二子を白△ハネ喰らいどうなるかと

       危惧したが黒Aと黒1カドがすこぶる良い手でした。黒5と

       安定したので白も心配になり左下白6、8は補強のツケ二段。

       それが黒13まで厚い姿得られる進行へ繋がる。嬉しかった。

       もし左下黒を弱いと見るなら黒15で黒Bを優先して欲しい。

白のハッタリ手見抜きたい

       「白△とは生意気な奴、拙者を甘く見ると痛い目に。」と

       いう気持ちで黒1とハサんで欲しかった。白2トビには

       黒3、5とモタレて攻める。白6補強に黒7と好形に受け

       好調な流れ。もし左下黒を治まるなら黒×でなく黒イ、白ロ、

       黒ハが地もお得です。

一度屈したら早生き策が優

        二線コスミは屈した手。ならば白を攻めようとせず黒1と

        上厚みを膨らませるほうが棋理に沿った流れです。白2に

        黒イ、白ロ、黒ハでも生きているが安全確実な黒5も可。

先に準備のハネ一本

        後半で中央を白にオサれたときの良き対抗手段を伝えます。

        左上に注目。黒1ハネ一本が正解。白2受けは仕方ないが

        一転黒3と中のオサエを打つ。このキカシが物を言うのです。

        白4切りに黒5とノビると白6、黒7の後に白は二つのトビ

         手段しかないが白8なら黒9、11出切り。白12、14に

        黒15まで網にかかるという寸法。ここまでヨミ切れたら立派。

        変化多いので詳細を検討します。

変化・もう一つのトビ

        白8の方のトビには黒9コスミツケが筋。ワリコミ防ぐ

        白10に黒11とオサエます。白12から攻め合いですが・・・

        黒15までピッタリ黒の一手勝ちとなります。 

ハネ一本準備しないと・・・

        実戦のK氏は中の黒1断念しました。確かに左上ハネ一本

        準備せず黒1Tオサエると白2~6のとき黒7、9出切りに

        白10、12が良い手で黒困る。今さらの黒13ハネは白14と

        対応され証文の出し遅れとなるのです。ただ黒取られでは

        なく次に黒aで逃げることは可能ですね。 

変化一例:この可能性もある

        黒1ハネに応じず白2と中を連打する可能性あります。

        その時は当然黒3、5と突き出しましょう。二子まで

        取られは悲し過ぎると白6ツギなら愚形気にせず黒7と

        逃げます。気合の振り変わりですが黒×二子只で取られる

        実戦と比べ上辺の白△得た儲け凄く黒不満無し。

        ◎お疲れ様でした。良い所は他にもたくさんありましたが

        今回は悪手を強調し指摘しました。内容がさらに良くなって

        『三子会心局誕生の日』を心から期待しています。

 

   Y氏定先局序盤

       Y氏は普通よりさらなる良い手への探求心と深く正確なヨミが魅力。

       形勢良くても妥協から考えずの姿勢貫きます。それゆえに頑張り過ぎて

       好局落とすこともあるが志高く敬服しています。では序盤から。

双方の想いと駆け引き

       黒5カカリ一本から7はシマリは作戦。白8に動かずもある。

       重くならないようにと黒13。そして黒15ケイマが工夫した手。

       続いて左上守れば堅いが(次図参照)黒の注文を外し右下へ。

       白16は希望図(二つ後)あったが黒17ブツカリが却下の意思表示。

       早くも双方の構想をめぐる戦いが始まっています。

受けは満足との判断

        白1受けなら無難で相場かもしれません。ただ満足され

        黒2と迫って来られそう。黒A大場もありますか。▲の

        言うことを聞き左上が全部白地なら良いがまだ三々ツケ

        など嫌らしい手が残るのが嫌でした。

白の構想・思惑

      黒1~白4まで互角だと思います。右下白一子は寂しいが

      隅三々ツケなど味あるので一手で完璧黒地とはまいりません。

        ここでY氏の放った黒5打ち込みはこの一手。白は分岐点。

        戦うか穏やか路線を選ぶか・・・浮かんだのが白6サガリです。

        対し黒7と応じたら隅の×三々がなくなり白満足。白8、10の

        穏やか路線で手を打ちそう。イとロを見合いにして打てる。

         見合うだけの代償得られれば白△差し上げても良いのです。

全体的構想(参考に)

        左下白サガリに黒1連絡で手を打つのもありました。白2と

        ワタられるが低位と判断し黒3大場に向かいます。白に実利

        稼がれた印象だけど▲全体活用し次のステージで勝負!  

捨て石含む探求的構想

       実戦は黒1ツケ。互先局でも結構打たれる令和的手段です。

       変化多くヨミ切るのは大変。でも左辺白二子に弱みあるので

       有力そうな手に見える。白6まで進みました。黒5では黒イ

       白ロ、黒ハの道もあったけど筋悪で打ちにくい。さて次です。

       黒aなら簡単に生き。普通の方はそれで手を打つけども・・・

捨て石含みのキカシ手

        黒1。並の発想ではない。白2と対応させ黒3、白4と

        なれば単に黒3、白1の形より働いています。なので

        白2で白4ツギも考えたが黒×ハネ出しが嫌に感じました。

        しかし黒5ノゾキ!瞬間私の血圧上がったと思います。ただ

        元々隅で生きるのが黒の意図ではなく『上辺や左辺での利得が

        真の目的』なのでこのキカシは当然と言えるのです。

        ◆対し素直にツグ一手でした。実戦は無用な反発し・・・

白やり過ぎの展開

       ここから白は要らぬ反発、無理構想をして自ら窮地へ。

       中ツガずに白6~白12、14と黒を分断。しかしどう見ても

       黒15分断のほうがきつい。工作利用し白16~20ですが

       上の白へきつい一発黒21が来る。白22に強く黒23オサエ、

       白24キリ違いが実戦。サバけるかどうかが勝負となりました。

       緩まない棋風のY氏なので実戦進行は当然ですが黒24では

       「どうぞお辛く生きなさい』の黒24ノビも考えられました。    

上アテからカカエなら安全捕獲

        実戦は単に黒3カカエでコウになったが黒1上アテ打ち

        黒3カカエなら白×取れていました。白4には黒5です。

        続いて白イは黒ロで無理。ただし味あるので含みにし

        白6とこちらの黒へ迫るか。実戦より黒はこの図が良かった。

抜く前の出マゲが有力案

       実戦は大コウになり黒1コウ立て、白2ツギは仕方ない。

       続いて黒イと抜かれたけど黒3出から黒5が嫌でした。

       白イツギは黒ロで攻め合い勝っています。

       ◆上の白へ食いつく進行を選ばれたが白も大人しくせず

        中央で難しい場面となり時間切れ終局となりました。

       ◎今回も難しい碁でした。右側方面何もせずで終わったので

       少し寂しく映る。毎回一手ミス大きいヨミ合い局で充実して

       いますがたまには短期決戦でなく微細勝負も体感したい感じ

       次回一応は目指します。まぁ成り行きで。よろしくお願いします。

      

 17日の幽玄の間二面Y氏・K氏画像一場面

    17日の幽玄の間9時10分設定指導碁はお陰様で満席。感謝です。

    これから二局一場面を解説します。もちろん研究会・浦安指導碁

    残り掲載忘れていないのでご安心を。では先ず画像をから。

Y氏に拘りの手二つ

右下ブツカリは隅を頑張るとの意図。対しノビは注文なので白も拘りのコスミ。

これは良い手か不明。その前の着手で左側中の黒ケイマも工夫感じます。普通の

フクラミは白に受けられ物足りなさ感じたもの。後の乱戦への伏線となりました。

Y氏根性の二線トビ

二線トビ!これは予想になかった。コウ含みで食いつこうという根性が表れています。

その前に黒が少し失敗したので白大人しい選択も浮かんだけども・・・乱戦へ

K氏明るさの二子捨て選択

 右下白オシ(Nの15)に対し隅の二子どうぞとの対応。ではと頂いたら黒▲トビ。

 良い姿でほぼ連絡となりここは黒成功。左側の白への攻めにも役立ちそうです。

K氏・白強手への良き対応は?

  白オシは黒二子か三子どちらか必ず取るぞとの強硬手。オサエは分断され無理と

  判断し中の二子を捨てたとのが実戦ですが一つ準備する手あったと思います。

  ◆次回、先ずY氏定先局から解説します。