2022-10-01から1ヶ月間の記事一覧

   序盤やんわりで中盤から戦闘力を(完)

◆では冒頭の画像場面の検証を行いますがその前に図で白石一つ 記入漏れのミスがありました。それは右上隅です。 (19の二)に白△あり 右上隅の黒三子白が取っていました。すみません。以下の図に白△ ありと見て解説読んで下さるようお願いします。 白△は軽率…

   島五段四子局

島さんは前日の研究会にも参加され指導碁も二連続。本当に感謝いたします。 先ず私が肝を冷やした場面から 三目中手の可能性 結果的に大丈夫ではあったのですが中央に白ツケた手は危険だったかもしれない。 打った方の白三子の安全だけヨンでいたけど右の白…

   もう半歩。来月力発揮を(完)

右上中の黒三子断点の守りは堅ツギでした 先ず訂正を。この碁は一週間後に思い出し作成していますが写真画像を撮っていて 良かった。前回からかなり進んだ場面です。訂正箇所は右上中の黒三子の断点ツギ 方で前の投稿まではトビにしていたが実戦は堅ツギだっ…

     山崎四段五子局

先ず浦安碁会様子を。手前で対局されている左が山崎四段、右が島五段。 奥が強豪陣三面打ち・手前が山崎(先)vs島 会場には碁盤・碁石置いてないので浦安在中の伊東さんと笹田さんに当日持参して 頂いています。終了後、お二人の荷物を持ってみたがすこぶる…

   相手に委ねる態勢手も一考に(完)

少々黒に焦り伺える進行 黒1(10)切りから黒11まで最善の進行。私も同じでように打つ。 さてここです。白に少し得されたけども『態勢整える場面』でした。 実戦は上の白へ迫る黒13。過激な黒15。「ここまでのワカレ失敗した。」 との気持ちの表れでそれを…

     笹田氏二子局序盤

左上で白が初の変化手を打ちここから双方手サガリの競り合いとなりました。 黒ツケコシに横ノビ。未知の分野 難解。令和開発の二間バサミ 黒4二間バサミは昭和平成の碁界では打たれなかった。白5ケイマで 良い感じしない印象が強かったためでしょう。ただ…

    気迫内容での会心局期待(完)

味ついて攻めにくい展開 熟慮され黒1ノビを選択。これも実利手であります。白2補強に黒3が 疑問。白4オサエが飛ぶ。黒6と切るのは白5で困るので黒5、7の 連絡ですが白イ、黒ロ、白ハの具合があり左側×弱点が気持ち悪い。 攻め重視するなら黒5で黒ハ…

    伊東八段二子局

浦安碁会幹事の伊東八段との二子局。ごせんリーグ猛者との精進で 以前より戦闘力UPを感じていますがこの碁も実感。先ず画像から。 比較的穏やかに進むかと思いきや・・・ 気合のボウシで早くも戦闘開始 石が張ったワリコミ 初手からの手順。右下は令和で定石…

    さらに良き内容を(完)

三々への応酬・黒断然良しワカレ 白三々にサガリが良いと思ったが黒1コスミ。一番適切だったかも。 この手は辺の二線ハネ→ハネ上げ連打が良い時に選択します。実際その ように進みました。隅から右辺は白地になるけど白×は痛み、△は弱体。 白の三々作戦失敗…

    浅井六段三子局

丁寧手法と石が張った手法 浅井六段には今までに五子・四子指導碁をたくさん受けて頂きました。 一間高バサミ一本に絞り真摯な姿勢で囲碁に取り組んで頂き感謝です。 大昔の山中湖合宿で皆の棋風特徴を馬名にという企画があり浅井さんは力碁から 『デキリノ…

   手厚さ磨き力強さも期待(完)

白反省・相場図 ▲分断に実戦は白1、黒2。ここで敬意を表し白3と×を捨てるのが 相場でした。黒4に白5で下辺囲えて腹立ちません。ただ中央黒6と 囲えばかなりの黒地となり前の右のツケノビ働いていますね。 白7も相当な実利。黒にポイント取られたが後…

    宮島八段二子局

ようやく浦安指導碁会に。先ず宮島八段二子局を紹介します。 先ず風変りだが双方夢ある序盤画像から。 対峙のコスミ・張り合いのケイマ 手順推察出来ますね。白カカリに対し宮島さんが放った元気手に注目。 大模様阻止の消し二発 白11カカリに黒12!ボウシの…

   頑張りを評価 次局期待(完)

際どい接触戦 初手から掲載(黒6はa)黒16では19で手を打つ捨て石策あったが 実戦はコウ含み頑張りを選択。白21キリにあっさり一子捨てたけど 黒aと抜くとどうなったのか。検証します。 最強のツギ 成立か危険か 黒1と抜かれたらコウ立てないので白2ア…

 加藤六段三子局一場面

研究会ラストの指導碁はホームぺージ担当されている加藤さんとの三子局。 中盤半ばから後半にかけてスタミナあり最強手を繰り出して来る。ただ 出だし損すること多いのでこれからはその課題をクリアーして欲しい。開始 立ち上がりで新型 外を切りは決断の一…

  池本六段指導碁・冒頭次の一手解答

解説作成した後、前に投稿内容の図や文を読み返し修正箇所発見し 直す作業をしていますが他の投稿した記事が消えることあります。 元に戻す方法あるはずと模索していますが原因不明。今回の第二 投稿記事も消えガックリしています。 次の一手解答と簡単解説…

    池本六段四子局

池本さんは久しぶりでした。対局無し状態続いているとのことで手合いは四子。 先ず画像場面。下辺で黒の鋭い技を受け白が分断されたところ。 黒番で次の一手をどこに打ちますか。例によって解答は後半に。 白が下辺ノビたところ 【黒番】(解答は後で) 柔軟…

     鋭敏手これからも(完)

白地に手あり!? 打たれたのは右下へのツケ。「白地では無いですよ。」との声、叫びです。 右側一帯が全部白地ならうま過ぎるなとは思っていたが・・・おそらく今井さん ヨミ切って放ったわけでなくここに何かあるはずとの勘と察します。 1分くらいヨミま…

      今井七段三子局

指導碁は二子・三子を並行し行っています。そろそろ八段に なって欲しいので気合入れて指導する所存。八段陣・九段にも 鍛えてくれますようよろしくお願いします。 先ず次の一手を出題。今井七段はどこに打ったでしょうか。 白△と打ったところ。黒が放った一…

   序盤は力み抑え中盤から力を(完)

ここから写真画像で実戦推移を。 白ワリコミに武闘派ならば・・・ 勝負選択!取れた可能性あった 黒1~白12まで実戦。背負された気持ちわかる。白12に考慮され 悔しそうに黒イでしたが白ロでなかなか捕獲難しいようです。 局後、加藤六段も加わってもらい黒…

   島五段四子局序盤

『オサエ』それとも『ツギ』? 戦闘力旺盛の島五段。四子になり天元存在が大きいのかなかなか私に パンチ与える会心局が誕生しないが打ち方はぶれない。 さらに腕力上がりますようアドバイスしたいと思います。 右上白5高ガカリに黒6、8ツケヒキから黒10…

シノギ続き頑張ったが数目差の惜敗(完)

発想良しの三々 黒1、3が実戦。普通のツケノビ定石よりも感じ出ています。 右上黒a、b方面に白を向かわせようという策。白4に黒イが 残念。白ロが好手で動き重くなるのです。正しくは・・・ 三々からはケイマが軽快 三々からはケイマが軽く早い。白2カ…

    佐々木六段三子局  

佐々木六段は研究会常連で着実に腕を上げてきました。指導する私も鍛える ために厳しい手が増えて来る。立ち上がりの令和定石後に注目。先ず画像から。 左上押し込まれた姿・右下どう打つ? 前局素晴らしい序盤を打たれましたが本局立ち上がりは嫌な感じとな…

   積極的姿勢で向上を(完)

薄みを突く姿勢の表れ かなり進行した所から。いくつか失点あり優勢少なくなっています。 ここで黒1。白薄み突いてきました。この手は一路横黒ロが正着だった ようですが「何かある。」と決行した姿勢が嬉しい。実戦は白2受け。 黒にチャンス到来です。し…

   次局は攻勢からの会心局を(完)

普通対応でじっくり攻め △に黒1オサエでも良かった。白2から早治まりを目指すけどここは 逆らわず大人しく受けます。黒13で一段落ですが左右固まり打ちやすい。 豪のブツカリ切りから攻勢 一子取ったので白10となり繋がらせて頂けるかと思いきや黒11、13!…

    佐々木会長三子局序盤

お陰様で22日の研究会指導碁7局。有難うございました。 先ず佐々木会長との三子局を。画像ご覧下さい。 きついコスミツケ 初回の佐々木会長一面打ち指導碁。黒にコスミツケされたところ。上辺と右白一団が 絡み攻めになり苦しいと感じた場面。悩んだ末に右…

  22日は研究会・23日は浦安碁会

22日(土)は有楽町囲碁センターで研究会です。 盤はゴムから榧盤になり煩わしい間仕切りも外されるとのこと。 集中出来て嬉しいですね。皆様のお越しをお待ちしています。 翌日の23日(日)は浦安碁会。台風影響なかったのは本当に幸い。 新浦安駅から徒歩…

16日(土)は研究会・17日(日)浦安碁会よろしく

   さらなる高見を目指して(完)

ツケを手抜きし本線占めれば断然良し 上辺白ツケに手抜きし黒1ノビがこの一手でした。白2ハネは黒3と 受けて「別に~。」です。白4くらいなので黒5とすんなり連絡。 この図だと白苦しかった。白2で隅へのフクラミを検討します。 一眼しか出来ず白苦難…

    直ぐ攻めず重くして絡み攻めの策

方針を決めた場合 白トビが絶好だったので先に黒1ボウシを決めれば普通。白2と根拠を 求めたときに実戦黒3が下辺ふっくらさせ感じ良い。長南さんが採用しな かった理由は白△を生かして勿体ないとのことでした。さらに白Aマガリを 頼りに私だと白Bなど殴…

    長南氏二子局序盤

長南氏二子局序盤を紹介します。先ず画像を 長南さんの三連星は珍しい。右上は白大ゲイマの両ガカリからオシたところ。 次に黒隅オサエ、白ツギと進みました。隣の盤は石原氏二子局。 模様一辺倒は否との意志 右上はこのようになりました。新型ですがほぼ互…