白トビが絶好だったので先に黒１ボウシを決めれば普通。白２と根拠を
求めたときに実戦黒３が下辺ふっくらさせ感じ良い。長南さんが採用しな
かった理由は白△を生かして勿体ないとのことでした。さらに白Ａマガリを
頼りに私だと白Ｂなど殴り込みするかもしれない。もし攻めがあまかったら
黒１は保留だったと後悔しますね。
左上白１は左辺にも弱石あるので普通やり過ぎ。ただ右の白マガリが
遠く声援・応援という考えです。直ぐ攻めるかと思ったらここで左下を
黒２ボウシで攻めてきました。今は危険無しとみて左上を白３と補強。
すると黒４キカシから黒６。長南氏の心理状態探れないと某七段の方の
感想を思い出しました。どの石を攻めるのか方針が読みにくい
これが一番の特徴・強さ。見ての通り白を『動かし重くして攻める』
策を実行。
白７ボウシは反撃だが仕方なく打たされた感じもある。ビシッと黒８
ツケ。対しまともに応じるのは難しいと見ていったん白９ツケ。このとき
左下白への黒ａオキが脅威と感じていました。早く白ｂと打ちたいと。
ここまで見事な打ち回しで黒優勢堅持
