次局は攻勢からの会心局を(完)

   

   

普通対応でじっくり攻め

    △に黒1オサエでも良かった。白2から早治まりを目指すけどここは

    逆らわず大人しく受けます。黒13で一段落ですが左右固まり打ちやすい。 

豪のブツカリ切りから攻勢

    一子取ったので白10となり繋がらせて頂けるかと思いきや黒11、13!

    これは豪の手で後の黒21もすこぶる厳しい。白22は辛い選択です。

    黒23とハネては黒成功。白の反省ですが白8、黒9は決めずでした。

    なお黒17で先に黒aならさらに強烈だったです。

    白26は眼形作りですがここで細心の受けありました。

柔の受けが厳しく厚い

    オサエず黒1受けが厚く厳しかった。白2に黒3と追及し次に黒×を

    心配させます。スッキリ感を実戦と比べてみて下さい。

一子気にせず攻め優先が良

     オサエたので白に二つ利かされ治まられたところ。ここが大事です。

     切りの白×一子気にして黒△が実戦だがぬるかった。一子は無い石

     くらいに考え黒1は如何。五線手ですけど右の白一団を攻めるぞと

     主張しています。黒AやBでも悪くない。白×存在今は無視ですね。

キカシとみて好点が打ちやすい

    実戦。大きな悪手無いけど黒あまくなりつつという進行になっています。

    黒8、白9交換はキカシと見て黒Aと割る、または黒B実利、左下黒11の

    安定の方が打ちやすかった。黒一子軽くという考えです。

    ◎お疲れ様でした。この碁は相当良い内容だったです。次回期待。