▲分断に実戦は白1、黒2。ここで敬意を表し白3と×を捨てるのが
相場でした。黒4に白5で下辺囲えて腹立ちません。ただ中央黒6と
囲えばかなりの黒地となり前の右のツケノビ働いていますね。
白7も相当な実利。黒にポイント取られたが後半勝負を目指すべきでした。
白3~7が実戦。強引だが成立すると見ました。続いて黒aなら白bで
イとロ、どちらかの分断が見合いとのヨミ。しかしあまい考えで・・・
黒1ノビ。いやノビ切りと言いたい。どう見ても良い手で無理だったと悟りました。
この後、白は振り変わりを目指しいろいろと画策したが結果は・・・
黒は△を白は×を頂く振り変わりとなりました。明らかに黒良し。
数手して黒Aと中を豊かにされたところ。大差ではないが黒優勢です。
問題は右下隅。終わり頃に白Bと打ったが無条件生きあり。
局後に黒3サガリを伝えたが検討に加わった笹田さんが示したのが
黒1コスミツケ。白2が絶対なので黒3、5でなるほどわかりやすい。
◎対応誤りコウになって逆転、残念局となりました。
宮島さんから最近誕生日を迎え米寿に一つ加わったと聞きました。
新浦安囲碁サロンでの三子指導碁後に「高見を目指しましょう。」と
発破かけ20年になるでしょうか。今も若々しく手厚い棋風は健在です。
お疲れ様でした。これからもよろしくお願いします。