先ず浦安碁会様子を。手前で対局されている左が山崎四段、右が島五段。
会場には碁盤・碁石置いてないので浦安在中の伊東さんと笹田さんに当日持参して
頂いています。終了後、お二人の荷物を持ってみたがすこぶる重くしんどかった。
ゴム盤はまだ良いけど碁石は重量ありますね。手前の盤は何故か巻いた形状が戻らず
苦労されて対局。内容をちらっと見たが凄まじかったです。
浦安指導碁残り2局。五段へ向かい邁進している山崎さんとの五子局を紹介します。
今、黒が右辺打ち込み。私の記憶ではこれほど早く山崎さんが打ち込んだ
記憶は思い出せない。力つけるためにと早くも実践です。
黒12まで模範的序盤。白13は珍しいカカリだがあります。対しいつも
隅受けるのにビシッと黒14打ち込み!▲活かす姿勢が嬉しかった。
さてこけおどしの白15ボウシにどう打つか。良い手多いが選んだのは
選んだのは黒1コスミ。△を割る堅実策で良いと思います。もし白2の
平凡なトビなら黒3オシ。白4には黒5、7と力強く外へ向かいます。
天元Aと分断する余裕なく白10なら黒11まで。必勝態勢ですね。
これはあまりにも白無策。実戦は・・・
白2、4とツケ二段しました。そして白20まで進行。これはスッキリ
とは言えない展開です。黒5より簡明な例の打ち方と言えば・・・
黒1、3のアテツギが最適で良かった。黒7まで自然連絡となります。
もし白8と稼いできたら二目にして捨てて黒15一撃です。
黒15は△二つを分断するのではなくまとめて面倒みての攻めが目的。
勢いは切りだが白抵抗あり案外難しそう
「ここは見ずに切る一手」と言いたいが黒1には白2、4という抵抗が
あります。黒Aあるのに中の白取れません。
ここから捨て石策でも形勢良いけども・・・実戦は次回。