野口氏 ダイヤモンド布石

 20日の下じょ会は雨模様の中、無事成立。常連三人の方有難うございました。

 会場幹事のKさんには毎回お世話になり感謝です。

 指導碁は全三局。も少し増えると嬉しいです。囲碁サロンじょじょ会員の方、

 現在私に指導受けている方、気楽にいらして下さい。よろしくお願いします。

 毎月第三日曜日・時間は12時30分~18時くらい。場所は高田馬場駅から3分。

 先ず仰天自由置石四子局から。

初!ダイヤモンド布石

 おおっ!眼を見開きました。野口さんは前局三子で勝利されたのに

      何故?とも思ったがある打ち方を下手の方に打たれうまくいかないので

      私の指導碁で自ら試しその対策を学びたいとのこと。囲碁脳の眠っていた  

      部分へ刺激必至です。取りあえず空き隅どこに打とうかと思案し・・・

いきなりツケ戦法

    無難な白1星を選択。すると黒2ぶっつけ!相手に打たれる手段で

    野口さんが得意の手では無いでしょう。白3~黒8まで一つの型です。

    白9は静かなノビもある。黒10、12は順当な受け。白13でシチョウ

    ですが黒14アテが良い手。白イのツギは黒ロが気になるので・・

今度はいきなりカタ

    実利重視の白1を選択。ここで黒2カケはこの一手で一段落。白が少し

    良いワカレですが四分の一形が決まり簡明になって黒先ず先ずです。

    先手取ったので左下白3目外し。▲厚み働きを削ぐ気持ちでした。すると

    黒4カタ!これは強豪にも結構打たれる有力手。白イは黒ロが嫌なので

ポン抜き二つへカケ二つ

    白1オシに黒2では黒3ノビが無難。白3ハネから白9シチョウまでの

    進行は手厚く流石に白良し。私が勧める打ち方を二つ示します。その前に

棋聖戦挑戦者決定戦第二局の一場面(参考)

        作成時の21日に幽玄の間棋聖戦挑戦者決定局を観戦して

        いましたが芝野名人が放った黒▲(左辺)を目撃。その時

        野口さんのカケを思い出しました。ポン抜かれたときの

        好手・勢力手なので応用利きます。参考に。

気持ちは切り・ただし大変かも

    私だと必ず切る。先行きは知りませんが。黒A・B仲間と▲の存在を

    信じ戦えるとの気持ち。ただし右上黒×が無いのでシチョウ関係に注意。

    互先に近い頑張り力が必要。野口さんは自信ないとのこと。では・・・

一押しは柔らか攻め

    柔らか黒1は如何。白2に黒3ケイマで緩く白を攻めるのです。

    白4なら黒5とじわじわ。白が丁寧に後手で守ったら先手取りましょう。

    左上隅をお好きな〇四つから選ぶことが出来ると嬉しいですね。続く。