浦安碁会ようやくラスト。二連勝へ闘志満々の伊東さんです。先ず画像を。
この碁は序盤も見応えありますがこの場面から解説します。
現在白番。左下黒■を無視し白が上から戦いを仕掛けました。
黒■が果たして活躍するかどうなるかがポイント。
それと戦いの最中に右上黒▲と打たれたが隅に先手なのか。
黒▲で中央を黒AやBと打たれていたら断然良かったことは
確かですが伊東さんはここを放置すると白スベリとの差を
気にされたのです。先ずその白スベリに触れます。
結論は次の①・②・③図。スベリ気にせずで良かった。
もつれ合っているが白がポイントを得ています。やはり右上
▲が戦いに参加していない点が大きい。白21とようやく前の
黒Aにツケとなりました。黒は冷静さ持ちたい場面。
ここは 左黒一子我満し黒1と中央連絡が賢明でした。白2に
黒3と動き出し。この手は白分断ですが場合によっては種石を
取らせ欠け目に自然体捕獲という意図も含んでいます。
実戦は黒イ、白ロ、黒ハと最強頑張りでした。どうなったか画像で。
このように凄いことになりました。白勝勢確実か絶対ではないけど黒苦しい進行。
最後は攻め合い一手勝負で白中押し勝ち。残念局。
◎お疲れ様でした。小差勝ち連勝でなく堂々勝利目指した志が伝わり嬉しかった。
浦安碁会の幹事として会場手配・盤石運搬、その他いろいろ本当にお世話になり
感謝しています。来月16日も激闘局を。よろしくお願いします。