左下黒８コスミは白９三々後が難しいので影を潜めたが
運用次第か。白11に黒Ａが互先手。Ｂは比べ少しあまい。
黒Ｃは堅め、黒Ｄは白一子動かれ難しくなる。
実戦黒ＣはＡと比べ数値わずか下。よって可です。
黒１カケに白は這いません。白２、４出切りを覚悟、予想
しなくてはならない。黒５はオサエもある。黒15まで一例。
こうなれば下辺固まり、左辺も地になり黒嬉しいですね。
左上白２に黒３、５と治まるのが山崎流。安全なのは
利点だが白２、４からの模様化に気を付けるのが大事。
白10二間に右辺黒11は聡明。三々に妥協黒13は良いが
黒15はグズミが得。白16打ち込みに黒17、19は実戦的。
◆ここまで部分少しあまい程度で力みない感じ良いです。
黒１ツケに白２は反発期待したがガッチリ黒７まで対応。
あまく見えたが▲丈夫になり悪くない。焦りもあり右辺へ
白８打ち込み。対し黒９～21まで実に素直。白の言いなり
であまく見えＡＩに計ったが優との返答。問題手は黒23。
本来急ぐべき白24を丁度良く打ててホッとしました。
気合で黒１切りたいと局後に伝え検討したが白２～８まで
オシて来る。ここで黒ａノビの勇気あるか。×断点を守る
のでは白ａ叩き喰って悪い。キリは難しいので・・・
×を継いでもらう。悩ませて。それが黒１です。
白２は最善対応だが黒３、５で厚く豊か。白一団を白６と
補強したら左下黒７、９と最大地合い点を打ちましょう。
今度カケきついので白10だが調子で黒11と進出します。
◆解説はここまで。今後に役立つ点多かったと思います。
冒頭画像から再現したが違っていたらすみません。▲ハネを
打たれた場面に見えます。盤面見た印象では黒石伸びやかで
新崎さんがうまく打たれている印象。次に黒ａきついので・・・
白１と中を止めたいと思いました。強引な感じもあるが
黒２～６ならば白７が成立します。黒８で一見分断され
そうですが白９で連絡です。これは厚くなり白成功。
▲が微笑んでいますね。なお黒８で９は二子捨てて良し。
黒２、４は反発で最強。白を分断し攻める宣言です。
白７進出に黒８は堂々の進出。白９マゲは補強の要所。
左下黒も強石とは言えないので難しい戦いへ。
黒６ではいったん他へ打つことも考えられます。
◎新会員に先・互先・先の上手など山崎さんの好敵手
増え良かったですね。切磋琢磨の上達を期待しています。
