2022-09-12から1日間の記事一覧

簡明局面は地の大所を(完)

( かなり進みました。二眼作り生きなくてはならぬのではサバキ失敗です。 ただ右下隅の白地が減っている利点あるのでこれから。中の黒浮石を 脅かし上辺削減のきっかけにと白1。対し黒2、4対応は微妙。 ここで白に失着が出ます。白5四子アテです。期待…

佐々木六段三子局序盤

幻惑手に動じない出だし 会に佐々木名はお二人。「自分は弱い方の佐々木。」と謙遜されていました が本当に腕上がってきた印象。特に序盤が洗練されてきています。 左上白9は久しぶりに打ちました。左右繋がっているよという手ですが 薄み多く将来戦いが起…

加藤六段一場面

白趣向に真っ向勝負 加藤さんには白アキ隅に『いきなりツケ』を頻繁にされていたので 今回は白1を採用。黒2三々で地にあまいのですが白3、5が策戦。 黒6は堂々と戦う意図。ただし右下に白二線オキが残るので黒眼形は 作りにくくなります。黒10、12は独…

様子見に「厚い手」か『頑張り』かは投資した箇所で選択 黒1~黒5までリズム良し。特に黒5は全体への輝きあり。 白6は様子見。黒Aツギか黒Bオサエか態度を聞いています。右下は 白が直接カカリも可能だった場所と思えば・・・ 厚いピンツギから膨らま…

山崎四段との序盤

実利優先展開は中央要点先取を 山崎さんは『厚く調和』の棋風。五段へは【石が張った手・積極さ】を と常々伝えています。ただ意識され本局は頑張った手が裏目に出た箇所 ありました。ポイント三つを伝えます。先ず左下50手入れです。 白51と中を打たれ天元…