黒1と出るのが豪手。白2とワリコミますが黒3と切り黒5がヨミ筋。
以下白14まで必然。白厚くなったので右上黒15がこの一手となります。
この結果ですが白は厚み働かせる場所が見当たりません。黒は左上頑丈
なので白△へ黒Aカタなど一撃、楽々可能です。
白ハサミツケに手抜きし左辺黒1ツケも面白い。普通の白2ハネなら
黒3、白4と決めてあっさり黒5と隅を確保。▲を白6と取られますが
涼しい顔で黒7サガリ。もちろんまだ攻め伺っています。
豪と柔の案、如何でしょうか。
この碁はもつれてヨセ勝負に入ろうという場面で終了近しの鐘の音が。
そこで私が中央で無理な試験手を打ったら見事咎め勝利されました。
実戦経過を軽くコメントします。黒2ケイマは一路下の一間が勝る。
白は内側に石が行く間に左上黒10など右上にも厚み出来て黒順調。
なお白3、5に黒6は正しい対応。(白は手順逆が良かった)
★左上を一段落と判断し右下黒18へ先行したのは機敏で感服。
◎お疲れ様でした。来年も参加され会場で見かけたら声かけて下さい。