佐々木七段三子局

気合と厚さの二線カカエ

 今、二線カカエたところ。白ツケを悪手にしています。気合と手厚さ感じました。

簡明局面:見事な立ち上がり

        左上白7は隅補強と力充電。それを警戒し右上黒10と

        狭いが三々儀なくさせ黒22まで手厚さ選択。左下白23 

                             カカリにも黒24堅いツメで白の動き見る。白25ツケは

        サバキ手。黒26はヒキ対応もありました。白27スベリに

        三々受けず黒28カカエは気合。元々隅は黒地でないので

        何も損ではなく黒34まで黒上々の立ち上がりです。

        左上白34カケは一本キカシが目的です。黒の対応は?

反発案『出切りからの受け』

        実戦は素直に受けたが黒1、3出切り反撃可能でした。

        以下は想定例で戦いになります。▲手厚さ役立つ展開。

少し難しめの雰囲気

        佐々木七段は普段対局わからないが指導碁は最強主義で

        なく相手に力出させない対応が多い印象。ここまでがそう。

        しかし右下方面は一転黒3、5ときつい二手で攻めるぞと

        意志表示。白6に黒7までセットですが白8と反撃です。

        三子局として難しそうな展開は白として歓迎。

穏当案(柔受けで這いを強調

        黒1受けありました。白2根拠を与えるが黒3と受ける。

        今度這われたら堪らないので大人しく白4だが黒5と

        やんわり包む。穏やか対応だと白も力出しにくい。

黒やれるが・・・険しくなる展開

        白打ちこみに黒1が一番堂々手。白4カケの予定でした。

        黒5、白6と強引に止めたならば黒×切り・黒イ・ロの

        どれを選んでも黒戦えるでしょう。ただ険しくはなる。

下段の実戦:痛恨の一手残念

        黒1下段受け。定先局今泉さん思い出しました。屈服に

        見えるが同点白の手を防ぎ浮かせて動きを見ています。

        白の最善手見えないが白2ツケを選択。黒3は好手だが

        白4に黒5が痛恨の一手。白6カカエですこぶるの手厚さ。

        黒5で分断可能でした、いやするしかなかった。

分断図十分やれる戦いでした

        黒1~7まで白を分断可。白8逃げに黒9が冷静な一手。

        ▲完璧生きで中の黒だけに集中出来る。白は真っ二つ。 

        佐々木さんは白4で5があるとうっかりされたよう。

        戦いの行く手に序盤黒厚さが待っています。惜しかった。

黒一団手抜きが優でした

        後半。白▲とオサエ。ここが大ポイントでした。一見

        下辺から伸びた黒一団が目が無いように見えるけど

        実は手抜きでも生き。黒1と上辺補強する一手でした。

        ▲の顔を立て白2と攻めるよりないが黒3這いで大丈夫。

        黒3斜め左の出が黒先手なので白は眼が奪えないのです。

        ◆実戦は上辺白×とされて黒は苦境対応となる展開に・・・

棋譜

       上辺頑張って損害少なくされたけどかなり白地出来ています。

       やはり下辺黒48、白49交換が返す返すも残念でした。

       ◎お疲れ様でした。来月もよろしくお願いします。