14日の浦安碁会は山崎さんお休みの振り変わりに冨士原さん参加感謝です。
下じょ会でも受けて頂いてますが三子で好勝負増えています。元々しっかり
した碁を打たれますが戦いが強くなっている印象。取りあえず画像を。
白に利かされた感じの立ち上がりでした。しかし調子に乗った白は上辺オシ。
その瞬間冨士原さん考慮が伝わる。ここから黒が反撃開始。
左上黒三々は簡明で良し。一手かける余裕ないと白15に
カカったとき黒16ハサミ。左上定石が低位なので気持ち
わかります。両ガカリ妙味無い感じしたので白17カケを
選択。この手は地にあまいけど結構愛用しています。
なおハサミでは両ガカリ誘う黒Aも有力でした。
受けいろいろあるが一番の基本は黒1ケイマ。外を厚く
したくないとの意図。続いて白2などハサミ打たれたら
黒3サガリが味ある好手。▲の間接的応援で黒イやロを
白がどう防ぐか伺うのです。白の手を見て▲を動くか
捨てる作戦を検討する。なお黒2では白が手抜きして
いる左上を黒aと動き戦うのも良いでしょう。
黒1、3出切り自体は力強く悪くない。問題は黒7。
白8カケを喰らうと勢力負けになる。右上はキカされ
右側に理想的白勢力・白模様誕生しています。
左側の折衝で白22の瞬間、黒23!才あり。黒25と
連絡出来て部分的に黒が得したワカレだと思います。
白26が悪手。黒aとお辞儀させ白×とツグ希望ですが
冨士原さんを甘く見ています。白×が本手。反省です。
他にも頑張る手あるけどシンプルな黒1カカエがお勧め。
白aツケにも強く打てます。白2か。なお右下へカカリは
黒1が睨んでいて打ちにくいです。
左上黒3オシも雄大な作戦で面白そう。
▲と迫られた場面。黒番で次の一手は?
先手ですが▲を繋がる黒1は賛成しません、理由は白2と
代わり重くなっているから。二眼出来ない石を抱える旅は
右下や下辺・左下に良き黒地作る暇なき進行へ。黒1では
分断するならどうぞの黒1に白2は意地。黒3に白4で
黒▲は助かりませんが黒5で「どうぞ。」です。以下
黒9まで示しますが中を捨てたことで右側白地へ自然に
入ることが出来ました。白大ゲイマも弱く見えますね。
上の白地25目程の増えで意外に小さい。捨てることで
◆下一帯を気兼ねせず黒地増やせるのも捨て石効果です。
後半。微細だがまだ黒が地合い良し。そこで左下隅へ勝負手の三々。
少々損な受けをされたのが実戦。いくつか候補あるがこの場面では・・・
黒1サガリが良い受けでした。白2の予定だったが隅は
受けず黒3と切る(反対切りを見た好手)白地大幅減。
白6~10で一応はコウになるけど黒11で生きてもらう。
白後手生きよりなく黒5からさらに白地を減らします。
◆三羽烏は三々への受けが悩ましく難しいですね。
◎結果は白6目勝ち。お疲れ様でした。下じょ会でも
お世話になり感謝です。よろしくお願いします。