石原氏二子局『切れ味の一場面』

    先月21日の下じょ会での石原氏二子局。久しぶりに負かされましたが

    印象に残った切れ味一場面二つ紹介します。

安易なケイマ、嗅覚を!

    上辺白△と打ったところ。この時の私の心境「白安泰になれば左上隅の

    黒にはコウが残り悪くない。」でした。しかし右の白一団への配慮を

    考慮し一路控えが本当は正しい。石原氏の眼光鋭さ増した瞬間。

    

    

    当然ですが黒1ツケコシが好手。実戦は白4、6と応じ黒7と進行。

    先手で黒×味を消しているけど右の白弱体、中の黒は連絡残り安心。

    この応接で白は嫌な碁形。黒は左上コウ残りが気にならない雰囲気に。

    ◆続いて中を二間トビくらいが相場。白8打ち込みはやり過ぎです。

    黒9は外を打ち辛い生きを促しても打てました。ただ実戦眼形追及は

    厳しい。白10トビに黒11ノゾキ。白イのツギなら黒ロと攻める意図。

    「えい。」と白12オシで反発。柔な方だと気合負けしますが・・・