平塚囲碁祭りは4年ぶり。少し規模を小さくしての開催ですが雨の影響も殆ど
なく本当に良かった。楽隊演奏での商店街パレード久しぶりで新鮮でした。
第一回指導碁の中から五子局。男の子で小学生だと思います。光る一手が
印象に残りました。先ず画像から。
黒が中に一間トビしたとき回りの黒石輝いているなと感じました。黒模様が圧倒的に
大きく見えますね。良い感性をこれからも磨いて欲しいと感じました。
黒8ケイマから黒12は悪い手ではないけどもっと働きある打ちかたを
伝えます(次図参照)
◆右上黒一子をどう治まるのが良いかは次の次の図で。
黒1ツケ、白2ハネに黒3ノビ。お勧めはツケノビです。白4なら黒5と
マゲ天元Aと連結し黒模様膨らみます。これだけスケール大きいと仮に
▲取られても圧倒的に黒地の方が多い。
右上は棋書にあまり載っていませんが黒1と一つ這って隅へ黒3トビが
お勧めです。回りに白石多いので早く根拠を持ち治まるが棋理。
終盤画像。囲碁祭りなのに白の打ち方は厳し過ぎたようで反省。右上の黒は
仕方なかったが左下隅は本当は取れていたので良い打ち方を伝えます。
画像8手前の段階。実戦は白1三々から白5となりコウになるかと
思ったら某君が放ったのは黒1カド。取りに行く時の良い攻めで・・・
黒1ヒキだと隅の白は取れていました。白2には黒3。白4にも黒5と
目を奪い取りに行きます。黒7で仕留めました。気になるのは白イ
だが黒ロと切って攻め合いは負けません。
◎模様勝負はドキドキしますね。隅の死活をもっと学べば得意戦法になると
思います。また来年平塚囲碁祭りでお会いしましょう。