池袋教室・野波三段・小林三段指導碁一場面

 9日の池袋教室。大会後で間があった為か久しぶりの感じでした。先ず画像を。 

白のコウ抜きに黒コウ立ては?(小林三段)

右辺白仕掛けに堂々の対応

        右上黒10三々は小林さんの得意手。白11に見向きせず

        上辺黒12、14はじわじわ攻めで好感持ちました。白15と

        様子見た時に黒16は互先的頑張り。攻守兼ねています。

        右辺白仕掛けにも堂々と受けて・・・     

振り変わりは黒優勢&勝勢への道

        右辺黒1と白一子抜いたとき、白2とアテたらツガずに

        黒3上アテは驚きです。白4コウ取りにどうするのかと

        少し心配したら黒5と側コウ。白6コウツギ、黒7遮断

        振り変わりになりました。右下を助けに行かず右辺白△を

        黒8と止め刺したのは賛成。右下は白地になったけど簡明。

        左上黒15、17攻め再開も佳きタイミング。感心の序盤です。       

素晴らしい黒の側コウ

上辺を黒最強の切り下がり(野波三段)

白三目の真ん中守りに黒次の一手は?

堂々競り合いから厳しい分断

        競り合って黒24トビ越し(好手)と中央まで進んだときに

        白25、27二段バネで仕掛けてみました。大人しい野波さん

        だからノビて受けると思いきや黒28、30の反撃!に驚き。

        好手段でした。白31が省けません。ここで続きを・・・   

  中央ハネなら天晴でした(実戦黒Aは次点)

       もし黒1とハネていたらブラボーと叫んで褒めていました。 

       白2、4と逃げようとしても黒5とされ前途多難というより

       無理。白△捨てるのでは悲しい。この図なら勝負ありでした。

       実戦は左上黒A。根拠の要点だが大チャンス逃し本当に残念。

       ◎野波さんも小林さんも大会の疲れ見せず逞しくなっています。

       お二人これからも切磋琢磨で頑張って下さい。お疲れ様でした。