嬉しいニュース。会の大会や研究会に参加された三人(KさんOさんMさん)が
18日の高校囲碁団体戦で枠抜けし7月の全国大会へ出場決定となりました。
頑張った。チームワークの勝利ですね。研究会・大会・指導碁も少々貢献したかも。
対局画像入手したので棋譜にしました。現在0さんの白番。
先ず盤を見た瞬間の感想。戦いや接触戦あった熱気が伺えます。
白は全て手厚い。どこにも薄みや隙がありません。流石Oさん。
黒にも危険個所はないけど左下隅が唯一薄い姿。
さて地合いですが盤面でも白数目は良さそう。勝っているときは
手厚いヨセが一番。仲間のためにも確実な勝利を目指ししたい。
一番手厚いヨセは白1。黒からの先手ヨセを防ぎ黒×と
▲二子取りも含む。左下黒2守りは許すけど左から白3
ヨセで削減します。黒4は仕方なく先手で白11まで。
黒1オサエには白2切りあるか検討したい。この配置だと
成立します。黒3に白4が利いたら白6も先手。そこで
白8。この手で白が生きていることが条件です。
もし地合いが白苦しいならハサミツケはないかヨンでみたい。
白1です。黒2は最強。白3、黒4が効いて白5がどうなるか。
一線白石あるので黒6は仕方ない。ここで白に良い手あるか。
◆次の手が見えない、わからない場合はされないで下さい。
白1一線ハネが絶妙。これで手になるようです。黒2に
白3ツギで×を見る。黒4で×ツギなら白はイの左で生き。
黒困っていて黒イなら白ロ。△強烈に役立っています。
前図がヨメたら黒2譲歩が最善受けとなる。黒10まで。
白11手厚いヨセの前の一仕事。白のベスト図。
◆黒の立場となると譲歩し負けるより私なら前図を選ぶ。
同じ負けるのでも抵抗し相手にも苦労させ勝負したい。
右下白1は小さい。黒2、4を先手で決められます。
また黒6アテに白aとツゲません。黒b追い落とし。
なお実戦でOさんがどこに打ったかはわかりませんが
がっちり勝利されたとのことです。
下辺白1ハネられた場面あったと推理します。対し受けは
黒2外しが良い手。aとb交換せずが左▲への配慮ですね。
◎Kさん、Mさん、Oさん、7月の大会も頑張って下さい。