市ヶ谷指導碁・ 罗氏四子局

   市ヶ谷指導碁もうお一人 は中国の方。対局前の手合割り設定や検討での

   やり取りは囲碁用語・中国語・日本語・英語・身振り手振りです。

   明るい方で最後に記念撮影も。指導碁の前後も二階で対局され囲碁交流。       

   楽しい雰囲気の指導碁となりました。ただ盤上は・・・先ず画像を。

厳しい二段バネ場面四隅黒の圧力で白必死)

ガッチリの立ち上がり

        下辺打ち込みを挑発する白7ツメに黒8の冷静手。弱気と

        いうより落ち着き感じました。白9許しても黒10大場で

        簡明との主張。白11は黒12、14と応じたいしたことない。

        左上もコスミツケされ白19ヒラキに黒20と左下もガッチリ。

        このまま地合いで勝機無し展開は避けたいと焦りも含め

        左上白21三々突入。ここは強く分断と予想していたが・・・

堅く地に辛い対応。右上隅は?

         「まじか~。」と呟きたくなる黒7までの対応です。

         このワカレは互先だと白満足。でも隅の地に辛い方針は

         ぶれない。では白8ツケ。これはどうするかと伺いました。   

一転!カタの消し

       やはり隅から堅くの地に辛い黒1。白2に黒3サガリ

       白4進行は一応白不満なし。黒ノビに模様広げようかと

       思ったら右上手抜きで黒5!。これはある意味柔軟的。

形の黒ケイマツギ白強烈パンチ

        タツキのお手本通りの黒4~8でしたが白9一撃。

        普通は無理だが左上の白が厚く成立するようです。

        黒イは白ロでもぎ取られ辛い。実戦は忍の黒ロ。

早逃げの中トビが最適

         一路左黒1トビが良かった。白2ならさらに黒3の早逃げ。

         左右の白△が厚いので中央へ高速で進みたい。そして

         余裕が出来たら黒A踏み込みの逆襲ですね。

 良き黒13の消し。しかし白14から急襲を浴びる進行

手厚さの模範例

       黒1の方が厚い白へ近づかず安定していました。そして

       下辺白模様は急いで消さず白2なら黒3と治まるまで手厚く

       打ち進めて行くのがお勧め。右の白も心配になるでしょう。

       ◎お疲れ様でした。またいつの日か囲碁で再会期待。