前のHさんのお友達で一子強いSさんが三子初勝利。黒二目勝ちです。
四子できつくなり三子に昇格してからあまり自分らしい碁を打てなかったよう
ですが本局は得意のシノギ技が冴えた一局です。ただ良き内容とは言えない
場面も多かったので次のために序盤の柔軟発想を伝えましょう。
◆その前に褒めたい場面を画像で。勇気ある決断でした。
▲と上辺に踏み込まれたところ。上手相手に無謀と言われて構わないとの決意です。
実際形勢判断すればわかるが上辺を全部白地と認めると黒が勝つのは容易ではない。
なので黒▲は立派な勝負手と評価します。このときの私の心境。「多少白地荒されても
左上黒地に影響あれば悪くない。」と楽観気分ありました。結果は・・・
左上一線黒▲で隅の黒が生きて一段落。黒地は付属の二子取られも残り全部無くなり
ました。しかし上辺は中の右黒数子取ってようやく白地10目。生きた黒地4目あるので
互角というより黒が得したと言えるでしょう。
『三子の下手が負けそうな形勢で勝負手を放ち成功』S氏あっぱれ。称賛します。
足が冷えてきました。暫し休憩。序盤は夜か明日の明日の午前を予定しています。