今日(土)は研究会、明日24日(日)は浦安碁会で連続となります。
天候はかなり違うとの予報。皆様細心の手厚さでお越し下さい。
楽しい春の碁会になるように。よろしくお願いします。
池袋教室・吉川三段一面六子局。四段認定の可能性も
あると伝えました。みっちり局後検討したので序盤の
一番大事だった場面を復習として掲載します。
左側白打ち込みから捩じり合いに突入しました。
黒22と叩き、黒24と白の形を崩したのは良し。白25と
受けたときの黒番次の一手を問います。
正解は100点、準正解は90点、疑問は75点、喝!は60点
相手を押し込んだとき吾が身振り返ることは大事。
黒1断点補強が形。上辺と左辺を見合いにします。
白2と上を守れば左辺黒3と打ち込みます。封鎖を
避ける白4に黒5で左辺は完全分断。戦いになるが
主導権は黒。なお白aは黒b。×は喜んで捨てます。
白2には黒3ケイマ。これは厳しい。防戦には素直に応じ
自然に外回りを得て大優勢。右の白一子孤立。
黒1オシは検討のときに出た案。黒×は白▲で裂かれ石。
なのでドライに捨てて外を打つのは理に適っています。
白4に黒5と一貫するのが良さそう。上辺白6と守れば
黒7構えで次のステージへ。左辺白地は裾空き。
直ぐ黒1は互先なら選びそうだが六子局は力の差があるので
白2、4と出切りされ心配です。
実戦。重苦しい感じわかるでしょう。やはり裂かれ石を
動いて攻めようとするのは動きづらく無理がある。
正解手を目に焼きつけて下さい。
◎お疲れ様でした。来月12日もよろしくお願いします。