教室新加入Y氏棋力認定碁

 浦安碁会指導碁の途中ですが今日の池袋教室に久々の新加入者。嬉し過ぎるので

 先に掲載します。Yさんは普段有楽町囲碁センターでも研修中とのことです。

 そのうち下地会に顔を出されるかも。先ず肝要場面を画像で。

黒番:白打ち込みにどう打つか。

上々の立ち上がり

        白11ワリコミに黒12切りから黒14は気合良し。これは

        強そうだなと引き締めました。

断点を白弱点と見るか罠と見るか。

        黒7はポカ。二線ノビなら先ず先ず。黒5で別法あり。

        プロ指導碁六子局は初とのことで緊張あったと察します。

        左下の折衝は地に辛く悪くない。ただし白×断点をどう

        判断するか。攻めると捨て石で厚くされる可能性大。

シチョウアタリ作戦紹介

        シチョウアタリ指摘したら眼が輝いていました。私も

        アマ時代に指摘されその発想にはっと目覚めた記憶あり。

        黒1カタです。受けていられず白2抜きだが黒3連打は

        一級品。もし白×をツイだら黒a守りでも嬉しいですね。

 下ツケは良。ただし裂かれ形は避けたい

        冒頭画像。左下で白断点を素直に攻めたのは素直ですけど

        白に外勢が誕生し左辺打ち込み。対し下ツケは打ちたい手

        と伺いました。大昔は悪いと断定されたこと多き手ですが

        白ハネ出しへの対処的確なら打てます。白5に黒イかロか。

ポン抜かしその後の想定

       私のモットーですが『裂かれ形よりもポン抜かしが勝る』です。

       もちろん例外はありますが。抜かしてアテて相手がツグなら

       連絡出来ます。白6まで地は取られたけど厚くなったので

       上辺黒7打ち込みで戦う。左下の白厚みが働きにくい進行。

 死活ヨミ切り絶好点占めたかった(完)

        左上隅と左辺が裂かれて分断されたので白は封鎖し圧力掛けて

        来ます。生きる過程でさらに白外勢が築かれつつありますが

        この場面『先手生き』と判断し黒1消しに回りたかった。

        白2カドには黒3で上の眼を奪うことは不可。(イとロが見合い)

        白2で白イは黒ロで自然に二眼となる。白1はあまりに絶好で

        逃したくなかった。死活力養い自信つけるは大事ですね。

        ◎これから教室メンバーとしてよろしくお願いします。