囲碁サロンじょじょの強豪同士対局観戦しました。
検討にも加わりましたがＡクラスは私に先～二子の
手合いでレベルも高い。一場面をお見せします。
観戦始め場面、黒番でした。右下は懐かしきナダレ定石。
昭和判断は互角だったが令和では微妙に違うようです。
黒を下辺限定にと左下を白は切り違い策で三子捨て石作戦。
理には適っている。ただガチガチに厚い▲一団得ているので
五分に思えました。浮かんだのは黒１カド。私の嗅覚です。
×断点守りますか、それとも捨てて打ちますかと白に伺う手。
×どうぞと白２ハサミ可能性あり。そのときはそのままにして
左上黒３とカカります。白４、６攻めには黒７カドで早治まり
採用したい（上辺白あるので）黒17までコミ分の黒地。結果
断然黒良しとは言いませんが×断点白が守れば黒ａと消せる。
下が厚いので踏み込んでも怖くない。それと黒×も狙い筋。
カド黒１に白２なら黒３と二間にヒラく。白４に黒５と
飛び出して次に黒ａを見ます。黒にとって嬉しい展開。
◆カドは運用難しい面もあるが実戦に役立つ。参考に。
黒１～白６が実戦。軽くキカシて左上に黒７。良さそうな
感じも受けるが左下白は完璧生き。すると黒数子は逃げる
だけでは楽しみないが放置すると大きく取られ兼ねない。
数手折衝ですが白がポイント得たと思いました。
オサエでは黒１という発想あります。次に黒ａハネ出しを
白はどう防ぐか悩みそう。またこの部分放置も面白く・・・
形決めず左上にカカる。左下にハネ出しの火種残すのです。
直ぐ白２守りなら黒３と連打し満足とします。黒×活力は
消えたが大きな白地にはしにくい。それは下方面黒厚いから。
◎伯仲した内容で見応えありました。お二人お疲れ様でした。
