2023-02-15から1日間の記事一覧

    佐々木六段三子局

佐々木六段は思い切り良きところと拘り示される箇所二つを棋風に 持ち合わせている印象。本局仰天した振り変わりが印象的。では開始。 振り変わり直後の盤面 今、白が右辺を二間に受けた所。左上の姿、凄まじいですね。 振り変わり白断然良しと思ったが中の…

   池本六段三子局・模様一場面&考え方

六段の中で一番力まない序盤を打たれる印象が池本さん。 合宿に向かう車内でも棋書を離さない姿を覚えています。 本局は白の消しを迎え どう打つかがポイント。では開始。 自然模様形成 黒2、4は令和的構え。白5に黒6ハサミ以下黒20まで 一気に進みまし…

    栗林五段惜しかった一場面

栗林五段の惜しかった一場面を紹介します。実戦的強気分断で隅を攻め 詰碁筋でコウに。最高コウ立て発見したら大成功でした。先ず画像を。 最善手二線オキ 左下二線オキ打たれました。この形の最善手で隅はコウになります。 五段なら当然ですね。さてどうな…

   H氏五子局(相手の辛抱手への配慮)

有楽町囲碁センター指導碁常連H氏五子局。本局手厚い打ち回しと天元活用で 白を屈服させ勝利局を予想させました。しかし白の辛抱手への配慮が足りずに 油断もあっての無念大石憤死はもったいなかった。その具合伝えたい。 天元活用の分岐点 黒32まで多少ぬ…

    K氏三子局一場面(二間へのツケ)

K氏三子局一場面をお見せします。中盤終わり頃の白二間への挑戦手から。 二間への挑戦手 黒1ツケはいろいろな変化含んでいますが打って見たい手。対し白ハネが 良かったかもしれないが右辺ハサミツケを狙いたいとので白2上ハネです。 黒番でどう打ちます…

  有楽町指導碁久しぶりのN氏二子局

N氏は下地会に所属されていた方で棋力は八段優にあります。 10年くらい前にとある会と対抗戦を行ったとき下地会メンバー 主将を務め決勝戦で見事勝ってチームも勝利となった思い出あり。 確か形勢不利だったが3手以上のヨセコウを執念で粘った内容。 本局序…