良い手たくさんありますが感心した手は黒14・18先行、
黒22・24の筋。白29ツケ(右辺星下)から白36切り違いに
黒32~36までの梅鉢対応。右上での接触戦での黒64ノビ。
左辺白69に黒70、72対応もなかなかです。
左下隅が問題。眼形不安になっています。
黒12、白13交換はあまり勧めないが実戦的とも言える。続いて
黒17トビ出しなら普通。でも黒14は白ヒラキ拒否の好点です。
左下白15這いに黒16は利かされで外へ出るべき。白17封鎖に
右辺黒18囲いはなかなかの度胸。早速白19ノゾキ。黒20ツギ、
白21攻めに黒22、24が眼形厚き筋でした。白a抜きには
白1と抜いたとき黒2サガリ発見ならあっぱれでした。
味良く無条件で生きています。白3には黒4まで。
手をかけた白は空振り気味。▲先行作戦成功でした。
白1抜きに普通は黒2ですが・・・白3ハネが厳しい。
黒4と受けても部分的に隅で二眼ありません。黒番でも
黒イは白ロ取り返し。黒ハ眼持ちには許さないと白二で
コウです。現在は外に脱出か一眼が出来そうだが不安が残り
ました。右辺白5ツケに黒6、8対応は良い。白9アテには
黒1、3が実戦。好形の梅鉢です。白4に実戦は黒×と
切ったが反動で右上▲弱くなりました。模範例は黒5。
白6なら黒7と梅鉢の反対側に手をかけます。もちろん
白全体の攻めも楽しみ。
左辺は黒1切りが正解。白2、黒3と取り合い互角。
白4ならそろそろ左下手入れしたい。黒5(a)抜き
白6取り返しに黒7、白8に黒9が脱出と眼の確保を
見合いにするシノギ。白10ならば黒11、13で生き。
コウを避けるならこの図。くたびれますね。
◎お疲れ様でした。学んだことを有楽町囲碁センター
実戦でたくさん試され上達目指して下さい。