Hさん四子局一場面

       小学生の頃、下地会大会に出場されたHさんとの四子局。

       何年ぶりか。お嬢様になられ棋力も上がっていました。  

注目の飛躍手

    手合いは会の五段に先対局があり快勝との情報が入ったので四子。

    左下黒2~白7まで二間高バサミ定石。続く黒8は他へ向かえば普通。

    これは白の受けを伺う様子見。白9受けに出て黒12(13の隣)切りも

    受けを問う手。以下キカシかは微妙だが黒16が飛躍手。凡人はケイマだが

    この手は二線ツケキカシを見ています。

    この結果ですが白1が動けずそのまま黒地になる展開なら黒成功。例え

    動かれても代償をきちんと得れば良しとなる。黒12では・・・

『ツギになる方を切れ』

    実戦黒イ、白ロの後、黒1と外を切る方がベストでした。対しカカエは

    隅取られ損なので白2ツギとなる。そこで飛躍手黒3なら完璧でした。

    前の図と比べ隅の白が厚くない。

    もし直ぐ白aと動いて来たら下の二つの図どちらかを選んで下さい。

実利で勝負図 渋い黒a残る

雄大模様図 地は与えるが夢あり