連勝なるかの二子局(伊東氏)

    先月勝利された伊東氏二子局。少し前に一面でプロに勝利との一報も

    入りましたが好調のよう。今回、会場指定・メンバーへのお声がけ・

    盤石の準備・運搬などたくさんお世話になり本当に感謝いたします。

    見事だった序盤と決め所あった終盤をお見せします。

意欲的なケイマ圧迫

    双方シマリあって左辺白ワリウチのときに黒16、白17交換から黒18は

    石が張っています。白19ハサミに黒20トビでは隅に策動する方が主流に

    なっているけど堂々。白21ヒラキで取りあえず白不満無し。

    

    黒22ケイマに注目。この手は左辺を攻める風だが左下隅ケイマなど下の

    白二間を攻める準備手と推測しました。そこで白23、25と黒数子根拠奪い

    脅かしです。希望は黒A逃げでした。

    ◆今思うと左辺白二間から上へ一間トビが急場だったと思います。理由は

さらに圧迫継承

    打たれたのは黒1ボウシ!良い手でしたね。やんわりしていますが

    左右と天井を抑えられ白×二間窮屈になっています。下の▲三子は

    白Aとされても黒B・C脱出の余裕あり。主導権取られました。