実戦に戻ります。白二線スベリには黒１受けが基本。ただノゾキ多く
気持ち悪いですね。的確に対応すれば大丈夫。白２、４、６だと△は
強くなりますが黒本体が厚くなる。黒イ、白ロ、黒ハは保険と考え
今は黒７と白×を攻めましょう。黒打ちやすい。
白三間に黒１打ち込みも面白い。白２受けなら黒３、５ハネツギが後続手。
黒６厳しいので白６が相場。そこで黒７。完璧生きなので白×は怖くない。
仮定の図ですが黒１一杯ハサミは左下黒イ、白ロ交換がない方が打ちやすい。
白２に安心し黒３と進出出来ますから。令和囲碁界はコスミツケ、立ちの
交換は打ち得との考えが主流ですけど参考に。最後に下地案を。
白△に黒１『犬の顔』守りも立派な手。双方の根拠確保と考えます。
白２とヒラキますが黒３とツメて攻めを伺います。白４トビなら黒５と
割っていく。白イは黒ロ受け。分断されても隅味良いが強みです。
◎島さんは貴重な武闘派。攻めが見え過ぎて利用されあまくなることある。
経験積んで『力出しどころ』の時機を最高に捉える戦術を磨かれますように。
お疲れ様でした。２４日の研究会もお待ちしています。
