黒優勢だが簡単に負けぬための白番次の一手

    数手進行し上辺黒が出たところ。上一帯は黒確定地になっています。

    次の白の一手が大事でした。黒に汗をかかせる手を打つべき。それは

大きさ比べを主張し勝機求める

    白1でした。「▲を大きく捕獲するよ、どうしますか。」と主張する  

    のです。白×はまだ白a味や単に白b削減など利用が残っています。

    大きく打たれると黒は囲い合いが心配なら▲をサバくと予想されるが

    その過程で白にも勝機生じる可能性ありました。    

白のあまさ咎める黒の最高手

    白1で「黒a動いて。」が実戦だがあまい。黒2がこの一手。続いて

    白イなら黒ロ、白ハにも黒二と押し切り囲い合いは中央黒地が大きい。

    白1は敗着になる手。次回終盤でラスト。二連勝なるか注目です。