7日のお昼設定にV氏からの申し込み。二度目です。今回は序盤が
かなりのポイントでした。では始めますが先ず画像から。
左上折衝で黒が見事に立ち回り、今右上を白△と打ったところ。
この手に最善対応すれば形勢有望だったでしょう。解答は後ほど。
右上のワカレは白厚いと思います。ただ黒は足早で簡明ですね。
白5、7に黒8よりもお勧めの手あり(次図)その後の別法。
あっさり黒12の実戦も両ガカリに回れるので良いでしょう。
私は△とツケノビされたら黒1と決めています。×分断を守ってと
の主張で白2なら調子で黒3受け。白は次が難しい。白aなら黒b。
白bスベリなら黒aブツカリが見合いの急所。攻めが狙えます。
白二線サガリに二子助けるなら黒1と出てから黒3が手順。白4の
早治まりが相場ですが黒11まですんなり対応。黒×が楽しみです。
黒一間に白1迫りが最強。そのときは黒2、4ツケノビで分断し白5に
黒6トビが厳しい。白7に黒8タケフが調子良い。白9は気合ですが
黒10が攻防の要点。白11逃げには黒12が素直で厚い攻め。白13、15と
頑張れば黒16と攻め立て中を厚くします。白9が無力化し黒打てる。
両ガカリし白ボウシされたときに三々よりも黒1、3のツケ二段が
最適でした。白イなら黒ロでお洒落。黒×は軽く捨てても良い。
黒ツケ二段に白アテツギからカケツギの図。その場合は黒も右辺を
カケツギし治まります。さて黒×一子へ白どう打つか。白1ならば
黒2と捨てて良い。黒2は積極的に黒Aで形決めるのも良さそう。
一路広い白△なら黒1と動き出したい。白2~6に黒7と受けて
次の手を伺います。白8なら黒9一撃。白10にも黒11がきつい。
シノギあるが悲しい。これは黑良しですね。