浦安碁会互先対局一場面

    指導碁の合間にちらりと見た互先対局画像をお見せします。

    某氏同士と表記し感想を伝えます。現在黒番 

久しぶりに目撃 『亀の甲の尻尾付き』

  経緯も手順もわかりませんがおおっと眼が見開いた場面。三子抜いた白の姿が

  あまりにも凄く隣の黒は心細い。第一感は白良しと観て指導碁席に戻りました

  ただ図にして眺めると黒も一子ポン抜いていて隣の白を割っています。

  続いて私が黒ならどう打つか、白ならば・・・想定してみました。

白厚み配慮し早逃げ遁走

    黒1遁走が第一感。白2追撃なら黒3と早く逃げる。一応黒の地は各所に

    ありこの黒が無事なら良い勝負に見えます。白2があまいと感じ・・・

退路絶ち狙いのコスミツケ

     白の立場になれば△凄さを役立てたい。白2コスミツケが浮かびました。

     黒3とノビたくなるけど白4とかける手が成立しそう。黒5に白6と

     捕まえる。強引ですが下辺には白a連絡(コウではない)保険があり

     左の白強くこれは黑危険。今度は黒の立場になって・・・

ひたすら逃避行

     白2には目もくれず黒3が賢明です。白4、6と押し込まれるが

     黒7、9と辛抱。白10には安心得るために黒11か。白12にも黒13

     なら無難。只逃げてばかりでストレスたまりそう。嬉しくないかな。

     そこで別案が浮かびました。

大胆捨て石策

    思い切って捨てる策、黒1は如何。白2ツケに黒3、5とドライに捨てます。

    以下黒13まで想定しました。白に確定地をかなり与えています。

    左一帯は全部黒地にはならないが入って来れば攻めて左上隅は黒地に

    なるし中の白地は減るはず。ストレスは堪らないが勝つのは大変かも。

    ◎判断が難しいけど画像の段階では少し白が良いのかもしれません。

    以上軽めの対局解説でした。(完)