3日幽玄の間K氏四子局。久喜市指導碁会で唯一負かされた方です。
幽玄の間指導碁でも負け越ししているので気を引き締め臨みました。
結果この碁は白6目勝ちでしたがK氏質問にあった最後の場面がポイント。
中の白地に対し遠慮なく踏み込む手がありました。前にも伝えましたが
その変化を追加します。先ず画像を見て下さい。
左上白△(後手12目)最大を打ったとき実戦は上の三目へブツカリでしたが
即消したかった。黒1まで入れます。白2ツケの変化を検証しましょう。
ここで黒3とハネ出すのがうまい。続いて
白4切りなら黒5とアテて白6に黒7とアテて出る筋です。白困っています。
実戦。黒3に白4で防御されているようです。
黒1本当に残念でした。では序盤解説を開始します。
左上一間ハサミ基本定石最後の白19はグズミで形悪いが
ある手。対応誤ると黒悪くなります。対応は黒イかロ。
黒1突き出しが対応手と記憶。白2に黒3とツイで戻る
のが気づきにくい好手。白4なら黒5、7、9が知って
おきたい抵抗手です。白ロが正しく白イは無理で・・・
以下手数長いが一本道。黒14ゲタで白潰れとなります。
▲に白1切りには黒2が良き対応。黒イとロが見合い。
白は譲歩するのが正しいが黒6まで黒良しのワカレです。
黒1、3は白に取って有難い対応。ただ白6があまく
白10がやり過ぎで黒11とノビては黒悪くない。
白12にK氏左辺気にされたようだが遠慮せずに・・・
黒1詰めが最好点でした。恐らく白2、4が気になったと
察するが黒5と受けて平気。イとロが見合いで生きています。
◎お疲れ様でした。三子になる日は近いでしょう。また次の
指導碁をお待ちしています。