10日の幽玄の間14時20分の某氏三子局。
「解説あり」ですが初めての方なので印象に残った
一場面をお見せします。
左上黒２～８に白手抜きされた場合、黒12、14は良き
打ち方の一つ。打ち込み・裾空き・外オシを強調して
います。左下白15と迫ったとき黒16は早治まり目的だが
白17に相手して受ければ無難（二路左）でした。辛いと
感じ黒18だが白19に対応難しそう。すると黒20ワリコミ。
「やり過ぎでした。」との局後感想。ただ気迫ある手です。
黒１なら白２ピンツギ。白を固めた代償に黒が強化された
感じはせず次のしっくりした手が見えません。実戦の
黒ワリコミに白下受けの図なら大分違います。
気合の白１切りから白３。黒も妥協せず捩じり合いへ。
少し白が圧す戦いと感じました。左上の白が心配になる
展開になれば黒が面白くなると思います。
治まるなら黒１、３がお勧め。互先でも打たれます。
次に白Ａなら右辺三連星や黒Ｃオシ、黒Ｄシマリなど
好きな手を。左辺は黒イ打ち込みと黒ロ飛び込みが
見合いであまり白地期待出来ない。お勧めです。
お疲れ様でした。続きは幽玄の間解説ありで。
