佐々木会長には欠かさずの研究会参加本当に有難うございます。
来月の大会でもお世話になります。よろしくお願いします。
考え方もいろいろあるので絶対こことは断言できないかも。
①黒の安全補強か②白の攻めに拘りたいか。③あっさり大場か。
④一応模範解答は根拠&実利の手としました。後に図で。
黒2大ゲイマガカリはプロ実戦でも使用されることあり。
白3と受けたら二間か星に補強が普通ですが会長は右上。
ここで遊び心湧き白5と真似。しかし黒6が攻防兼ねた
一手。白7両ガカリとなったが黒満足の立ち上がりです。
放置されたので気合は白1ハサミでした。以下想定図。
左下から競り合いになり左辺ヒラけたので白も先ず先ず。
佐々木会長は白へ食いつく黒24、26を選択されました。
対局時はあまいと思ったが白を割ることでメリットも
あるので後の打ち方次第としたい。なお右下スベリを
黒が打たなかったので白27とツケ。対しハネもあったが
黒28は冷静。まだ三々残っています。白は少しキカシ。
◆白29天元に注目。黒29との差は大きいと思いました。
黒1を模範解答とします。隅を白から打たれるのと比べ
大きい。白2と連絡されても苦にならず。理由は右上▲が
光るから。昭和なら上辺星だが令和なら黒3先行か。
◆なお左黒一団補強はイとロが見合いで急ぎません。
左上白がオシたときに誘いに乗らず黒1とマゲつけた手に
感服しました。白2にさらに黒3とオシて黒5に戻す。
『車の後押し』『四線オスな』など昭和は格言、戒めなど
常識に縛られること多かったが決めた判断高く評価します。
左上白オシに手抜きされたので腹立ち白2ハネたい
気もしたが黒3叩きを喰うのは痛過ぎる。白4には
黒5、7と眼形主義で来られそう。左上も白8なら
眼を奪えるがシノギは容易です。
黒1打ち込みは最強。武闘派は選ぶかも。ただし白2、
黒3、白4を想定しても中央に白△が待っています。
互先的攻防で勝利目指したい勇猛な方は選んで下さい。
終盤。既に白地合い少し良くなっていたが左上で黒がコウを辞さずとの態度を
示し、大コウ勃発。形勢悪い黒としては当然です。下に黒コウ立てしたときに
白はコウを解消。黒は下辺白14個を分断で召し取り、白は左上さらに連打捕獲。
◆下の黒利益は二手連打で約50目。左上白利益は3手連打で60目少し超す。
白少し得しましたが一手余分にかかっているのでほぼ互角の振り変わりでした。
◎お疲れ様でした。5月28日曜日の大会には会長より上の方が久しぶりに
参加との情報ありました。研究会対局・指導碁で精進した力発揮期待です。