H氏四子圧倒勝利局

   その日唯一勝利されたのがH氏。幽玄の間でも数局受けて頂いていて

   そこでのハンドルネームはT氏。初は五子、強さ認め手合い昇格した

   次の四子でも連勝。私が勝利したのは時間切れ局で継続なら黒良かった。

   本局圧倒されました。先ず終盤画像を見て下さい。 

中央黒大石生きれば勝利の場面

        先ず右側を。白が壊滅されています。負け決定なので

        中央の黒大石を密かに狙い左辺一線ハネたところ。

        回りの白も危険だが構っていられない。いくつか黒に

        シノギありましたが奇麗な手筋で生きられ気持ち良く

        負かされました。石を置く手つきが自信に溢れています。

立ち上がりの分岐点

         白7オシは手強いと感じる相手に使用。黒8はなかなか。

         白9~黒12のときに黒イなら白ロ、黒ハ、白二となり

         簡明ですが実利多く白少し良しとなる。H氏は・・・

白分断し手厚いワカレ

        右上は白10で一段落。白を分断し隅で小さく生かして

        外の黒は手厚い。黒十分なワカレです。なお白6ハネは

        黒9アテ一発で上の断点消え力み。黒11は謙虚ですね。

好手。切りアテ

        私は謙虚な手に弱いかも。右下黒Aでは黒×辺りに打ち

        白△一団を攻めたい方もいるはず。それを黒AやBは

        ある程度囲わせた方が紛れないとの意思。焦り出たのか

        左上で失着が出ます。それは白5下ハネです。逆に

        黒8、10が咎めた素晴らしい手段で流石。

捨てて黒を割るべき・白の反省

        如何に白が悪かったかこの図との比較を。白1上ハネだと

        黒2、白3と進む。黒4で二子取られるが白5カケツギ。

        右側黒放置しにくいので何か守りますね。やはり黒を割って

        いるほうが白は後半に楽しみあります。     

白は右辺打つ余裕ない苦しさ

      画像もう一枚ありました。冒頭画像の数十手前で右辺放置していますね。

      そこを守る余裕ないほど追い詰められていました。

最終場面状況

       黒番。中の▲一団が生きれば勝利訣定。下辺黒aやbを

       使い生きても良いし左の白弱点イ・ロを決めても可。中

       白一団と攻め合いしても勝てそう。H氏は奇麗な手筋で

奇麗なシノギ筋・ワリコミ

        黒1ワリコミ。覚悟していたがスパッと決めて感謝。

        白2、黒3で投了となりました。×四ケ所防げない。

ワリコミの変化

        白2とアテたら決めなくても良いが黒3、白4を決めて

        黒5がわかりやすい。黒9まで完璧生きです。

       ◎お疲れ様でした。気持ち良く負けて清々しい一局でした。

        二次会で初めてお話も出来て楽しかったです。これから

        幽玄の間でもよろしくお願いします。

       よろしくお願いします。

 

      楽しかったです。幽玄の間