下じょ会・初のS氏二子局

     21日の下じょ会指導碁に初のS氏。ごせんリーグ上位の若手。

     以前より逞しくなっています。気を引き締め臨みました。

黒勝勢の終盤(数目だが動かない)

        次は白番で右上黒一子を取る。そこで中を堅く打たれたら

        大差ではないけど黒が5目程残っていたと思います。

        頑張った手を打たれ上側左取られ白一子味発生し事件に。

早き振り変わり(互角)

       白11策手に黒12ツケでは一間トビもある。白13ツケに

       黒14オサエで手を打ったのは簡明。白15まで互角のワカレ。

       右辺白21ツケは私の得意技。対しハネてツギもあったが

隅の白ツケ二段やり過ぎ

        黒1ハネから3サガリは拘り手法。白4・6に黒7まで

        手厚く遅れていません。白は下が薄いので補強を急いだが

        右辺白aかbを優先すべきでした。

        白8、10は黒1~7の手厚さ軽視した悪手段でした

        白12の後黒イ、白ロ、黒ハ、白二を期待したのですが

        あまりに自分本位で虫が良い。二子の方ですから当然・・・      

咎め断然黒良しに

        お灸の黒1出。白2(×)切りから定石の進行と進み

        戦いになったが黒7好手から9オシきつく白苦しい。

        白10のと黒aなら×種石取れてそれでも黒簡明だが

        黒11と大きく攻め選択優。実際この後は白▲一歩も

        動けず丸呑みに。断然黒良し延々と続きます。

黒好調

        白1は意地。悪くとも白7まで担ぎ出し右の黒一団へ

        圧をかけました。黒10、12は手厚くとの意図で白15まで

        与えても黒16ボウシ攻勢で打てるとの判断は正しい。

        白17逃げのとき、白ケイマへの本急所は・・・     

下側豊かにやんわり攻めが最適

        実戦黒aは迫り過ぎて少々問題。離し黒1くすぐりが

        良き塩梅でした。対し白は受け・連絡手段が難しく

        白aツケは黒ハネ対応で形が辛そう。

順調・左下は実戦aよりも・・・

        白8まで白ポイント。黒模様消しながらシノギなので。

        黒3~7までの外勢ですが上辺白堅くさほど働きません。

        ただ黒9囲いとなり二子のハンディ不動。左下白10に

        即黒a有力でしたが黒11、13でも十分。白16這いに

        実戦の黒aは結果的にあまくなり損しました。普通に・・・

含み残したい

       普通が一番。黒1です。白2~6まで整形しますがまだ

       黒イ、白ロ、黒ハと眼を奪う手段が残っています。

       それを含みに黒aや左上黒7と進める。さすれば左辺▲が

       より活用されていました。

       ◎参加頂き有難うございました。下地会№2の長南さんと

       好勝負とのこと。またいらして下さい。(次回・6月16日)