正しい判断力が肝要(完)

rixyoku 

相手連打箇所は力まない

    黒1とツグ一手でした。白2、4なら黒5と受けています。手を抜いた

    箇所なので腹立ちません。見ての通り黒A利きもあり黒手厚い。

    また外の白は最後の実戦進行と比べればわかるがそれほど厚くない。

    仮に実戦と同じく白6なら黒7でスムーズな進行。

    なお局後Iに相手から白2~6は保留するとの感想あり(卓見)

     

力んで薄い連絡・相手厚み増幅の実戦

    黒1とツグ手が見えたのが実戦。白2出に瞬間黒3コスミツケが好手に

    映ったのです。白4に黒5連絡がお洒落で白aは黒bで無理。(白イに

    黒ロがあるから)ただ当然白は・・・

    

大きい勢力圏の差

    白1~黒6まで私のヨミ通りの進行。互角だと思ったがとんだ見当違い。

    【黒の失点】一線連絡が薄く右上隅には一眼しか出来ないのが悲しい。

    【白の利点】白1~6まで丈夫な姿。隙無しの手厚さ。

    

    以下その後の進行を少し載せますが白23ハネを屈してはあまい。黒22では

    黒23サガリか一路左コスミで白を追い出し戦いで勝機を見出すべきでした。

    ◎手が見えヨメてもその結果を正しく判断することが大事と痛感した一局。