左下白両ガカリに黒1コスミは互先で見かけなくなりましたが五子だと
有力。黒5は反対へケイマカケだと100点上げます。ぬるめの黒5に
白6はキカシ目的。ここで嬉しかったのは黒7反発です。「犬の顔」より
『馬の顔』が働いているけど反発する姿勢が良いのです。
白8、10で下辺黒地減ったけど黒11で攻め継続も良い。白12上マゲに
黒13サガリには感心。白からのハネカケツギサバキを封じています。
白14逃げに黒15と退路を断つ。この手は上辺黒一団の補強も兼ねていて
『一石二鳥』。白16は意地の荒らしだが黒17~21まで右下黒を強くする
手段が下辺白の攻めにも繋がっています。
●「もっと積極的に白を攻めて、迫って。」といつも伝えている私の声が
間違いなく浸透してきた感じ受けました。
白1は白aを狙っているが見破る黒2、4は流石です。ではと今度は
白5アテコミ。この手の対応を誤ったのが実戦。局後検討では黒×が普通と
伝えたけど考え変わりました。少々過激ですが ・・・次回。