昇段した栗林さん初の四子局。がっちり堅めの序盤でした。
先月指導碁で内容良く二連勝し昇段した栗林さん初の四子局出だし。
左下黒38まで悪手は無いが黒26で白27の点に飛び出したかった。
◆一つ筋を伝えたら気に入ったようなので復習のために伝えます。
左上白一間トビを分断する筋として黒1~7の筋あり。二目にして
捨て石にするのです。黒9切り、白10までほぼ必然で・・・
黒1アテ、白2抜き、黒3ピンツギとなります。白も地を得したので
満足の顔をしますが黒手厚く簡明。この場面でも悪くない。
黒Aと黒Bはこの段階ではどちらか一つにしたい。黒Cの隅戸締りは
少しぬるい。五子のときと違い守り優先では勝てないと伝えたくなり
右上白1カドを決行してみました。
最強・最善対応を示せば相当強い。次回模範的打ち方を伝えます。