残念ながら時間切れとなったY氏『先』局。その後を検証してみました。
白△で終了となりました。右辺黒に二眼ないけど右上白への攻めや
右下白へ寄り付き具合がどうなるか。また地合いは?検証開始。
黒1遮りに白2、4で三目中手になります。ただ黒5ハネ上げが煩い。白6と眼を
奪うよりないが黒7と分断され白10まで必然。黒11に白12、黒13と進み・・・
白14(17)捨て石から黒17まで決めて白18で右上白はくし形生きとなる。黒は
右上を先手で儲けました。ただその前の持ち込みもあるのでもう一頑張りしたい。
黒19オシが好手。この手は白駄目詰まりにし右辺黒生き筋を見ている。白20は仕方
ない。そこで黒21が気持ち良いキカシ。以下白30まで生きて黒31守りで一段落。
右上、中央、右下、下辺と黒はかなり得しました。地合いですが左上に・・・
黒31と後手になると左上の白32ハネ(デカい)に回られます。その後のヨセを
検証したが私の見立てでは微細。黒が右下先手切り上げを検討してみます。
白26と中を打ったとき囲わず右上黒27、白28を決めデカい黒29サガリを打つ変化。
左上は15目超えの逆ヨセですが中央白30連打は相当大きい。左側の黒薄みも生じ
前の図と15目超える違いあります。
◆以上確定は出来ないが黒が最善を打てば細かかったというの結論でした。
次回伺った序盤の質問一つに触れます。