古川五段vs栗林五段 序盤①

  会の女性五段はお二人。初対戦実現しました。古川さんは池袋教室所属、

  栗林さんは二子玉川にあった碁会所玉川棋苑からの縁です。

  両者強くなっていると感じた所多き序盤。始めます。

双方堂々の立ち上がり 白番

      手前黒が栗林さん。向こう側が古川さん。真剣な雰囲気伝わります。

白番 候補手いくつかあり

     ここまでの手順は不明。いくつか考えられますが双方疑問手なく

     互角でしょう。白番ですが私ならどこに打つか。気になる箇所あり。

一手一手難しそう

    私だと白1守りを急ぐ。その理由は放置すると黒Aが厳しいから。

    次黒の気持ちで考えると難しいが黒2ヒラキで白どこ打ちますかと

    伺って見たい。対し白悩みそう。候補は右上なら白イ~へまで。

    左辺へ一つキカシの白トを今打つか。それともゆったり白チか。

    序盤は難しい。力んだら良くないけどボーっとしてたら遅れます。

左下急ぐ理由①

    白が右辺開拓目指し右上ツケから中ケイマまで打った図。しかし黒1

    ツケを喰います。白2ハネに黒3ハネ返しが筋。白4、6譲歩くらい 

    だが黒7、9カミ取り厚く地も増え一級品です。白×後手では不満。

左下急ぐ理由②

     白1とツゲれば良いけど。黒2マガリに痺れる。白3オサエに黒4!

     前の白×が悪手になって白は根拠なき姿。これは勝負ありに近い。

     棋譜記録が見つかったので実戦進行をお見せします。続く