浦安碁会に島さん参加は久しぶり。本局は令和手法への
アドバイスを伝えます。それは序盤右下隅。
黒18が令和手。ツガずに二線這いですがその心は?
黒1ツギで問題ないしお勧めでした。白2スベリには
島さんが打たれた黒3ソイが良い手です。白4に先手
取り黒5ハネが肝要。白6逃げに力まず黒7ノビとなる。
◆ここまで打てる方は意外に少ないです。
黒1令和手に白2スベリが実戦。即黒3とハネたかった。
白4、6と出切りには『振り変わりの精神』黒7です。
この手は見合いにという考え。白イ逃げなら黒ロと戦う。
白ロなら黒イとボウシ。△をハネたいが令和の心です。
左右同型に近いのでオサエはどちらも可。右の黒1選択から
白2に黒3、5ハネツギが100点対応。一番地に辛く攻めも
伺え流石ですね。白10は省けません。さてここです。
黒11は補強と白イ・ロの攻めを見て良い手と言いたいが・・・
白12三々があまりにも絶好点。最高の次の一手となりました。
島さんは平然としていたが私がこの手を喰らったら悔しさで
血圧高くなるでしょう。次の図がお勧めです。
武闘派で攻めが魅力その圧力は五段陣ではピカ一。
ただし六段以上を倒すために伝えたい。「地で相手に
プレッシャーを与えることが大事になってきます。
推奨手は黒1戸締り。白三々を防ぎ一手25目はある手。
白2カドには黒3、5と軽く黒一子は捨てていなします。
序盤打った右下令和手を活用の黒7ケイマで迫るのは
如何でしょう。伝えたいのは黒1。ここは逃したくない。
◎攻めと地の両方を兼ね備えることで中盤のパンチが相手に
炸裂することも増えてきます。13日の研究会お待ちしています。