寛いでからが無難(完)

中を寛ぎ左右を狙う

    黒1が急所だと思います。白2トビ、黒3受けとなるでしょう。白イ、

    黒ロ利き含みで白4と進出しますが黒5馬の顔が寛ぎの手。

    右辺には黒×三か所楽しみ。一押しの図。

実戦。少し白が圧している進行

    白2の点を許したので飛び飛びの進行ですが白が圧している感じ。白8は

    薄い手だが右の白陣形への応援と黒の攻めを伺う手でした。

    すると黒9!K氏の気持ちわかる。飛び飛びの進行は右に何かないと面白く

             ない。ただ今のタイミングは白の反発必至。険しい戦いに突入しました。

無難図

    今はまだ右辺手をつけず黒1なら無難でした。以下は予想進行。黒7と

    打たれると次に左の白が攻められるかもしれない。逃げ越されると

    いくつかの黒×が白は気になるでしょう。

    ◎右辺白地大幅に減らし右上も頑張ったのが実戦。ただ反動で中の黒が

    白の猛攻を受け打ちにくい進行になりました。

    お疲れ様でした。次の機会楽しみにしています。