古川五段四子局

  池袋教室の古川さんとの四子局。本局並べ直し検証するとバランス感覚上達を

    感じました。そして中盤終わりに黒大チャンス場面が・・・画像をご覧下さい。 

黒番 ノーヒント

    どこが焦点か。解答はいくつかあると思います。後ほど。

左上応接後一歩、左辺決めずが良

   左下白7スベリに昭和中頃までは三々受けが常識でしたが今は違う。古川さんも    

   受けずに左辺頑張る作戦。左上白15スベリにも黒16反発。良いですね。封鎖は

   嫌だと白17に黒18コスミツケも機敏。白19、黒20を決め白21三々を占めた時に

   惜しかった。白23サガリで少し白良しのワカレ。黒22受けでは・・・

ハネ一本キカシてオサエが定石

    黒1ハネを利かしたかった。普通は白2受け。そこで黒3オサエが手順。

    白4は省けない。そこで実戦黒5進出なら満点でした。なお×は後の問題。

    次に伝えますが・・・黒イ、白ロ交換はもったいない。

下ツケが筋 分断か痺れ連絡か悩ませる

    左辺を打つなら黒1ツケが筋。白2連絡なら黒3ヒキで根拠効果大。

    白4、黒5の後に白6は必要。(黒6ツケがきつい)白2で変化あり。

捨て石利用し分断・連絡

     黒1(a)ツケには勢い白2を選ぶ。黒3~7で一段落。一応白も

     実利得て先手なので満足。黒1はもっと効果あるときに採用します。