正三子で熱戦を(完)

下地流は流石に無理気

    当初白1と中に打ち込もうかと思ったが・・・以下想定。どう見ても

    白が弱くやり過ぎと認定し却下。

中央大ゲイマ良い感じ

     右上外からカカリ三間は三子でもあるのでじっくり路線。

     すると右下白を一間で攻め、さらに大ゲイマのあおり。本当に積極的。

双方堅い進行からの白挑発手

     白1~5は治まり手段。白を保身に向かわせたのが中の黒効果です。

     一応白も先手で左辺ワリウチに回り黒地細分化は出来て先ず先ず。

     そして「戦いましょう。」と白19ツケたのですが・・・

かわしのピッチング

    白1ツケに応じ戦って打てるが黒2ボウシは柔軟。なかなかでした。

    勢い白3連打だが黒4のWボウシが相当な圧力。白イ、ロと保険かけ

    強くして戦い挑発なので乗らないのはある意味賢い。▲軽いですね。

勝因・力強いマゲ返し

    止むを得ない白4受けに返す刀で黒5と上辺にカタ。中を消すための

    モタレで堅実手。白は一歩一歩だと付け入る隙が見つからない。

    白8マゲに黒9マゲ返しが素晴らしい。a受けを予想し失礼しました。

    初めての指導碁の印象は完全に払拭。本気全開で白10と仕掛けたが・・・

明るい二子捨て

    黒3に注目。これは強気手。黒を脅かすつもりが逆にきつい一発を

    喰らいました。白4から工作し何とか白10で取られはないと安堵。

    すると冷静な黒11、白12にも黒13とアッサリ二子捨て石。白14と

    取り込んだが気が付くと中央白地計画は挫折しています。

    ◎この後、追い込んだけど踏ん張られ結果は黒1目勝ち。

    コミ7目設定は見事黒へ微笑みました。

    本局の内容から三子で打てる力ありと認定。コミ無しで良いでしょう。

    局後に用賀の碁会所で平野さんと対局・教わったことあると伺い驚き。       

    不思議な碁縁を感じますね。お疲れ様でした。