幽玄の間K氏四子局一場面

      幽玄の間指導碁は本当に久しぶりでしたが19時30分設定に

      お二人の方から申し込みがあり感謝です。先ずK氏四子局から。

手厚い補強を活用したい場面

     右上白35トビまで掲載。ここで黒がどう打つのが良いかを伝えます。

力充電・補強石の活用は相手の石を見ること

     左上ですが白を固めるが黒を強くするために黒イ、ロ、ハ、と決め

     補強したと察します。白ハネに黒Aは辛抱でもあるし力充電手。

     『私が序盤で堅く守った時は相手の弱い所を必ず探す』白△です。

三線の打ち込みがお勧め

    基本は黒1三線打ち込みです。白2ツケとなる。ここでシチョウ黒良し

    なら黒イのハネコミが良い手。黒ロのノビな次善手です。黒×は不可。

ハネコミはコウを怖がらないこと

    黒3ハネコミに白4切なら黒5~白8まで流れ。ここで黒9アテが肝要。

    コウを恐れない気持ちが大事。もし白×と切ったら『初コウにコウ無し』

    格言に則り白コウ立てに受けず黒コウツギで断然黒良しです。

戦いは黒やれます

    白1我慢が普通。黒2は黒Aの活用手です。以下は想定ですが黒が

    十分打てる戦い。積極性で主導権を握る姿勢は必ず強くなる。

最高の姿で打ち込み成功

     定石書にあるのは白1、3です。黒4、6が効率良き連絡手。

     ×断点二つ生じ白の姿は弱々しいと見て下さい。

     白7が本手ですが黒8ヒラキで涼しい顔。黒Aも笑顔の進行です。

     ◎お疲れ様でした。初の方なので一場面ですが詳しく載せました。

    『解説あり』なのでなるべく明日作成し完成目指します。少しお待ちを。