普通が一番の事ありますが白１キリでした。黒２を待って白３とヒラく。
黒４、白５の後、黒６は省きにくい。そこで白７とマゲれば白に余裕
ある戦い。この後、左辺連絡は中の戦いに遅れる。でも遮断されると
両側の黒が薄くなります。
白１悪手を咎めるため黒２ツギを決めるほうが良かった。白３で中の
黒３子ダメ詰まりになるけどそれから黒４。白５遮断には黒６、８で
治まる。続いて白９～黒16が想定で黒は好点に回り満足。黒４は控える
ことで連絡を含むのが利点。何故黒２ツギを決めるのか、その理由は
隅の白イ～黒ロの後の白ハは先手でも決めずに白二の二段バネでの
コウ勝負手を残す意味ありました。決めたなら何故白１と打たなかっ
たのか。黒２で白二子取られるが問題が小さい。白３に回り主導権は
白でした。なお黒二受けの前、先に中のツギを打つのは可能でした。
黒２と取った後に中の白を分断することは出来るが一度屈してから
なので白は怖くない。
冒頭画像画面。白１ツケは急所。黒２、白３から黒４は気合良き一手。
白５、７も気合。黒８、白９と進んだとき黒10、12が手厚いけど
あまかったようです。×断点二つ、見た目は白心配だが守らずとも
良く右下白13に回り安堵。先に右下打たれると黒４は動きにくい。
●検討で結論が見えなかったが黒10で先手取る策検証してみます。
黒１切り。検討でははっきりしなかったけど好手だったようです。
白２と普通に受ければこの交換で黒ａ利きを得たことを満足し
本命の黒３動き出しで勝負します。これは黒嬉しい
白１、３が部分的に最強。ぎりぎり取れています。承知で黒４と動き
白５に黒６捨て石がうまい。黒10まで先手で連絡。白イ抜きに黒Ａと
動き出せたら多少の損は取り戻せます。それだけ黒Ａは凄いところ。
◎この後も勝敗不明の戦いが続きましたが残念局となりました。
このような内容を毎回打たれたら二子堂々勝利が普通になる。24日の
研究会ではさらなら鍔迫り合い局を期待しています。
