先月28日市ヶ谷指導碁U 氏五子局

  U氏は常連の方。棋力二段は優にあるがいつも謙遜されて謙虚。本人の希望で

  一面のときは局後でなく対局進行中にポイントを伝える指導碁。先ず画像を。 

ヨセ勝負の形勢

          次に黒番ならば右下二線ノビが最大か。

序盤棋譜

         黒22、24はU氏が「打ちたいと。」主張された手です。

         伸び伸びした手がお好きなのは夢あって良し。黒24、26

         黒32、34は少しアドバイスしました。それぞれ理由あり。

三間への早く打ち込みたい

        上辺白が入った時に(棋譜白22)黒1ノビが手厚くお勧め。

        実戦と同じく白2には黒3と受け白4に黒5と打ち込みたい。

        以下白の根拠を奪う。天元が攻めに役立つでしょう。  

反発の仕方一例

       この図は力が強くないと運用が難しいかも。参考程度に。

       右辺へ白がカタからトンだ時(棋譜白37・39)に下辺を

       黒1と割る手が最強でした。▲に受けていない白を咎める。

       黒反発に白2とお返しするでしょう。その時は右上に黒3と

       モタレて白の攻めを睨みます。反発ならこの図。

       ◎お疲れ様でした。力強くなっているので今後が楽しみです。