☀明日28日(土)は研究会            某氏四子局一場面

 

  画像は一枚。その後の進行は記憶ないので某氏四子局で。少々掲載します。

アテを決めた場面:次が難しい

  池袋教室指導碁。四子置かれる方はここまで経験あると思います。先手で

  アテは決めたが断点二つあり悩みますね。ここからの打ち方と遡ってお勧め

  したい互先手段を伝えます。

立ち上がり

         白9の単三々に黒10で互先定石あり(最後の図参照)

        右辺重視の黒10だが黒14アテを決めず(お勧め図あり)

        決めると×断点二つが目立ちます。どこを重視するか。

切り誘い戦う(お勧め)

         ハサんだ白△を楽させたくないなら黒1とカケツギたい。

         ただ白2キリに黒一子逃げるのは勧めません。思い切って

         黒3~7まで押しつけ黒9と控えめに白地制限します。

         白は下辺受けずに白12ボウシで右辺削減に向かうでしょう。

         ケイマ受けより黒13と渋く受けサバキを封じたい。白14と

         △担いで来るなら黒15と圧迫し攻めていく。黒攻勢ですが

         ここからどう攻めるか、一段落の目安判断が大事となります。      

三子軽く見る案

                          もし黒1ツギを選ぶなら白2は無視し黒3とオサエたい。

        白4切りで×三子取られますが黒5と下辺で勝負します。

        少し不満あるでしょう。でも四子局、十分打てます。

下ハネツギで地に辛く(推奨)

        上の黒4アテを決めずに隅を黒1、3とハネツグのがお勧め。

        白4は絶対なので黒5と白△をがっちり確保。模様でなく

        実利で白へ圧力をかけ有力です。     

互先定石

        黒1ツケに白2三々なら黒3連打が石の流れ。白4は許すが

        黒5カカエは立派な姿。互角です。

        ◎以上四子・五子置く方の立ち上がりの参考になれば幸い。

         明日の研究会もよろしくお願いします。11時30分開始です。