有楽町指導碁・H氏五子局

       常連のHさん。久しぶりでした。超早打ちの方で一局目終えた後に

       二局目は途中まで打ちながら解説指導碁。なので一局目ポイントのみ。

中央ノゾキ弱点を残さずがお勧め

        いくつか指摘したので省きますがきびきび打たれています。

        超早打ちは今年も変わらず。白35戻りは何か黒も守ってとの

        メッセージですが黒36と形へ。白はノゾキ分断したいが今は

        黒に捨て対応されるとうまくいかない。右下ノゾキから下辺の

        切りは受けの様子見。黒は普通に・・・その前に中の打ち方を。

   ノゾキ防止は『ブツカリからタケフ』が基本

        ノゾキを防ぎたいときの基本は白へのブツカリです。白が

        対応したらタケフ受けと覚えて下さい。見ての通り×の

        ノゾキ全て防ぎ解消しています。白4と心配した時に黒5と

        一間補強なら満点対応でした。

白出切りへの穏便対応

        普通に黒1カカエが良かった。白2、4と左右見合いの

        ような手を打つけど黒3抜きで可。右下は黒7で安泰です。

穏便対応②(黒良し)

        黒3と右下守る方が勝るかも。それは白4、6に黒7、9と

        逃げることが可能だから。自然に左下白封鎖しています。

 実戦は豪手オシ!・・・しかし黒×残念

        1秒で黒1オシは驚き。もし構想あっての決断なら凄いです。

        白2、4のとき黒×だったのでガックリ。黒▲助けるのでは

        かなり損する進行となりました黒5で正しく打ったらブラボー。

捨てれば大成功でした

       もし黒1~5と打っていたら最強最善手だったです。

       白6まで下辺は損ですが左下を黒7と打つと白数子は鍋の中。

       ◎お疲れ様でした。来月の棋院指導碁は15日(火)で場所は

       有楽町囲碁センターです。よろしくお願いします。