佐々木六段三子局

    

    研究会常連の佐々木六段との三子局。石を持つ利き腕の怪我がまだ治癒

    されていないそうですが着実に力つけてきました。

    高目に黒12の堂々カカリ。白13ハサミにどう打つか岐路です。

    ①白を割って外へ出ていくか、 ②隅で早く治まるか。

早治まりを選択

    実戦は隅をツケヒキ。良いと思います。白はサガリでしつこく追及。

    外へハザマ突く打ち方の模範例を2つ示します。

模範例(お勧めで黒持ち)

    黒1には白2とつける如定。そこで黒3とオス手がお勧め。白4なら

    黒5、7と形につきます。白8、黒9、10のとき黒11ツメが逃したく

    ない好点。隅はいざとなれば黒a、白b、黒cで生きています。

模範例②

    黒3オシに白4と根拠重視来るなら黒5ハネ出応じます。続いて白6と

    右上補強したら【相手せず黒7ツメ】が三子の気概というもの。

    これは黒に力強さ感じます。白嫌かもしれない。